「鶴居交流会」
2003年9月20日(土)21日(日) ヒッコリーウインド安藤誠氏受け入れ(鶴居村)

釧路湿原に夕日が沈む直前、原生林の中は黄金色に染まった!
「鶴居ツアー」 報告者:森澤美佳

 鶴居ツアーは、安藤さんがガイドの釧路湿原トレッキングから始まりました。まず、入り口で「熊に会ったら」講習会。実践できるかが心配なところですが、参加者の生存率はこれで確実にアップ?です。歴史を静かに語る林を抜け、安藤さんの指示でしばし自然の音だけに耳を傾けながらたどりついたキラコタン岬。そこから見た湿原の風景は今でも目に焼き付いている雄大さでした。ここに立ってる木はこの雄大な景色と地平線の釧路の工場群を見て、毎日何を考えているのだろうとふと思いました。
 帰り道、湿原が見渡せる地点で、雲の切れ間からさっと夕日が差し込みました。その瞬間、湿原は紅がかった金色に輝き、姿はみえないタンチョウの鳴き声が・・・。湿原の神様に会ったような、ひとときでした。
 さて、宿に帰るとたき火を囲んでのバーベキュータイム。安藤さんが一生懸命焼いてくれた牡蠣やホタテは、ぷりぷり!奥様の忍さんのおむすびとスープは、しみじみおいしくやさしい味でした。夕食後のコンサートでは、安藤さんと音楽仲間のやよいさん、時には忍さんも加わって湿原をわたる風のような気持ちのいい音楽を聴かせてくれました。気分に合わせて選んでくれるバーボンや、手作りのアイスクリーム、そして楽しいおしゃべりと夜中過ぎまでゆったりとした楽しい時間を過ごしました。
 「スロー」ってなんだろう。生き方、環境、こだわり、気持ちの持ち方…?そのヒントに少し触れた気がした、安藤ワールドでの2日間でした。

鶴居村は、道東の釧路湿原を有する村で、丹頂鶴で有名なところです。今回のホスト、安藤さんの熊に会ったら講習会ではじまり。みんな神妙な面もちで聞き入っています。
30分ほどのトレッキングの後到着した、キラコタン岬から釧路湿原を眺めます。しばし静寂な時間。
素晴らしい釧路湿原の眺め。幻の巨大魚イトウも生息しています。
夜の交流会は、星空の下、たき火を囲んで行われました。雰囲気最高です。
安藤さんの奥様忍さんの鮭チャンチャン焼きやおにぎりが絶品!
もちろん牡蠣や、中村さん差し入れのすごい花咲ガニなど魚介類も流石。鶴居は港町釧路のすぐ近くです。
2次会は室内で、安藤さんと音楽仲間やよいさんのコンサート!
みんなバーボン片手にリラックスしてスローな時間を楽しみました。
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