「稚内ワークショップ&交流会」
2004年9月9日(木)〜7日(金)

台風あとの良く晴れた気持ちよいお天気でした♪

☆「あなぐま先生 日本最北のファーム・レラを歩く〜農地はビオトープか」

 サスティナブル・デザイン研究会は、「食べる・住む・着る」という生活にかかわることを、どうしたら環境へのインパクトを少なくできるかワークショップ等を通して楽しみながら学ぶことを目的にしたグループです。
『恒久的な暮らしをつくろう〜はじめの一歩 食べる編』では、植物生態学、近自然学の研究者であるあなぐま先生こと中島敦司さん(和歌山大学システム工学部助教授)を講師にお迎えしました。あなぐま先生と一緒に稚内市で農業を営むファーム・レラの所有地を歩きながら、地域の自然や特性を活かしつつ、人と環境とが共存共生するための農地や食生産のあり方をデザインしてみます。

<講師プロフィール>
中島敦司(なかしま あつし)さん 和歌山大学システム工学部
1963年,岐阜県生まれ。三重大学農学部を卒業後,民間の造園会社で5年間の実務を経験。その後,三重大学へ学生として戻り,植物生理学の分野で博士号修得。1996年,和歌山大学システム工学部へ勤務してからは,実務での経験を活かした「縄張りを持たないアナグマ」のような泥臭い多分野の研究活動を展開。学会,協会,行政の専門委員の他,ネット会議「近自然の広場」主宰,NPO理事なども努める。「強いて言う」専門分野は,近自然学,植物生理学,景観生態学,地球温暖化問題。
<主な著書>
「ランドスケープエコロジー」(技報堂)1998年
「環境修復と自然再生がわかる101 ビオトープ」(誠文堂)2004年
「緑化工学ハンドブック」(朝倉書店)2004年

[日 時] 2004年9月9日(木)午前10時〜午後3:30(雨天決行)
[場 所] ファーム・レラ敷地内
       稚内市大字抜海村字上勇知原野 TEL(0162)73-2340
[講 師] 中島敦司さん
       和歌山大学システム工学部助教授(植物生態学、近自然学)
[定 員] 30名程度(※申し込みが必要です。)
[参加費] 1500円(昼食代、保険代を含みます)
[持ち物] 長靴、雨具など悪天候に備えた服装、筆記用具、
       マイカップやマイお箸などの食器
[主 催] サスティナブル・デザイン研究会
[協 力] ファーム・レラ
[後 援] 財団法人北海道環境財団、北海道地球温暖化防止活動推進センター(申
請中)
[申し込み・問い合わせ先] 
 サスティナブル・デザイン研究会 新田由憲 rera@poplar.ocn.ne.jp まで
[申し込み締め切り] 終了しました。
※ 上記事業は、財団法人北海道環境財団の助成金を受けています。

☆ファーム&スペース・レラ エコロジカル・セミナー 其の五
 地域の資源や特性を活かした環境を次世代にバトンタッチするために、私たちがすべきことや、してはいけないこととは?心地よい環境づくりと豊かさの維持の両立にむけた個人の暮らし方や公共事業のあり方を、和歌山大学システム工学部助教授中島敦司さんを講師に迎えてお話いただきます。植物生態学や人と自然の共生共存の理念を掲げる近自然学を研究・実践する中島さんのお話から、北海道での持続可能な地域づくりのヒントを学びたいと思います。
なお、講演会終了後に夕食をかねた交流会を予定しています。
(交流会会費4000円ほどを予定)

[日 時] 2004年9月10日(金) 午後6時〜午後8時
[場 所] 稚内市立図書館 多目的ホール
       稚内市大黒4丁目1番1号 (0162)23-3874
[講 師] 中島敦司さん
       和歌山大学システム工学部助教授(植物生態学、近自然学)
[定 員] 50名程度
[参加費] 1000円
[主 催] ファーム&スペース・レラ 
[協 力] 財団法人北海道環境財団、北海道地球温暖化防止活動推進センター
[後 援] 稚内市、北海道宗谷支庁
[申し込み・問い合わせ先] 
  ファーム&スペース・レラ 新田みゆき rera@poplar.ocn.ne.jp まで
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赤ちゃんがハイハイしていたり、授乳をしていたり、 とっても和やかな雰囲気の中、あなぐま先生(中島敦司さん)のお話、始まり、始まり〜。
あなぐま先生の軽快で明快な語りに、参加者のみなさんはぐんぐんひきつけられてゆきます。
ご用意していただいた映像も、興味深いものばかり・・。
だんだん前のめりになりながら、熱心に聞き入る参加者の皆さん。
お話を聞いたあと、みんなで農地を散策しました。
さわやかな風のふく現場では、植物生理学が専門分野のあなぐま先生の眼がキラリ。
人と環境とが共に生きてゆくための農地ってどんなだ??各人、歩きながら想いをめぐらせます。
ところどころ立ち止まり、あなぐま先生を囲んで車座になって話し合いました。
ワークショップ終了後には、新刊「環境修復と自然再生がわかる101 ビオトープ」(誠文堂)の
即売会とサイン会が行われました。あなぐま先生のかわゆい直筆を見て、優子さんはとっても嬉しそう(^-^)。
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