味の箱舟ツアー北海道 「八列とうもろこしと短角牛の生産地を訪ねる旅」
(新得町>帯広市>清水町>芽室町>えりも町>三笠市)2006/9/16-18

参加者の声
 

北海道スローフード フレンズ帯広の皆様へ

 味の箱舟ツァーでは大変お世話になり有難うございました。素晴らしい食材の数々を堪能し、生産者の方々の情熱にふれ、そして何よりフレンズ帯広の素敵なメンバーの方々と出会えた3日間、とても幸せでした。お腹も心も満たされた北海道から東京に戻り2日経った今も、頂いたまさかりかぼちゃ、八列とうもろこし、高橋さんがぐるぐる巻きにして蝶貝のリボン付き昆布を出窓に飾り余韻を楽しんでいます。

 無謀にも無力の私が先月CV世田谷を立ち上げたものの、頭の中で空回りしていたスローフードですが、皆様と共に過ごした3日間を通してカルロ ペトリー二の提唱することの一部を私でも体感できたよう気がします。今回ご一緒したフレンズ帯広の方々は勿論それぞれお仕事、お住まい、年齢等様々でいらっしゃるけれど、皆様に共通している人生を豊かにするベクトルが東京から参加しました主人と私に伝わってきました。そして皆様からお金では買えない楽しさ、優しさ、美味しさを沢山いただきました。

 「お皿の外に出かけましょう。」というスローガンに引き寄せられスローフードに関心を持った東京で消費者側の暮らしをする私にとって味の箱舟の食材の生産者の方々を訪問できる機会は見逃すことはできません。事務局長山本さんからのメールが届いた直後主人と私2名で申し込みました。期待していた以上に生産者の方々からは素晴らしいお話を伺えました。

 一日目に訪問した共働学舎の宮嶋さんは、チーズの醗酵に適する環境作りに並ではない洞察をされていらっしゃいました。又作業する人間に対しても個性を尊重しておられる教育者としての一面も伺えました。宮嶋さんの逸品「笹ゆき」は、お人柄を感じさせる繊細で優しい味がしました。 二日目に訪問した「千年の森」では北海道ならではの広大な大地を満喫しました。大自然を保護し育てて次世代につがせる意気込みが若い林さんから感じられました。愛くるしい山羊を放牧して搾乳し彼が作るヤギチーズは爽やかな風味でアイスワインと合わせるお洒落な食べ方も教えて頂きました。

 そして日高山脈の端に位置する襟裳岬へ、短角牛を飼育している高橋さんに会いに行きました。昨年12月のスローフード公式イベントで紹介された味の箱舟の中でもスライドで見た短角牛が特に印象的だったので期待にわくわくしながら岬見学をして向かいました。短角牛を間近に見せてくださるというお取り計らいで、放牧中の牛の群れまでトラックの荷台に乗せてもいらうというレアな体験もさせてもらいました。岬の海を背景に落ち着いて牧草地にたたずむ短角牛には風格があります。その夜その絶品の牛肉を堪能するまでご馳走になりました。あっさりしているけれど、ジューシーで風味が豊か、絶品の牛肉でした。肉食の主人はすっかり短角牛の虜になりました。酪農と漁業に従事していらっしゃる高橋さんはとても優しい方で私はすっかりファンになってしまいました。 早くも最終日の3日目、もうひとつの味の箱舟、八列とうもろこしを見学しました。予想外に長く力強いとうもろこしに驚き、夢中で収穫体験をさせていただきました。その時踏みしめた土の柔らかさがとても印象的で、堆肥のみで土作りをされている及川さんのお話がよく分かりました。焼きたてのとうもろこしは大粒で、噛むともっちり穀物の風味が豊かで力強い味わいでした。

 いよいよツァー最後の訪問先は山崎ワイナリー、前方に美しいブドウ畑を見下ろすワイナリーと宿泊施設のログハウスはとてもお洒落、是非今度は泊まらせて頂こうとリピーター志願を抱きつつ、山崎さんが丁寧に作られたワインを一本東京に持って帰ることにしました。

 3日間、素晴らしい生産者の方々に共通して言えることですが、傍目から想像するとさぞかし大変であっただろうと思われる時期もご本人達は苦労と思わずエネルギーと情熱を全て注いでまい進されていたとのこと、明確なビジョンを伴う夢に向かって進む大胆さに感銘を受けました。短かったけれど内容が濃かった旅程も終わりここで皆さんとお別れです。自分のCVを設立したのも忘れすっかり気分はフレンズ帯広の一員、是非又何かの機会にお誘い頂き再会させて頂けることを夢見ています。そうそう一日目の夕食をしたレストランとても美味しかったです。アレンジしてくださった福田さん有難うございました。その後行った北の屋台の風情も忘れられません。そして空港まで送って下さったリーダーの湯浅さんと事務局長の山本さんには感謝の気持で一杯です。自然と人間を愛するお優しいお人柄は私に勇気と力を下さいました。

 これまでなかなか上手くスローフードのこと伝え切れなかった主人も皆様のお蔭でスローな美味しい3日間を楽しませて頂いたので早速会員になってもらうことにしました。さて私のCVせたがやですが、味の多様性同様、CVもそれぞれの持ち味があっていいのですよね。グループのメンバーの持ち味を大切に生かし素晴らしい出会いを期待しつつ楽しく等身大で進んでゆきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。

そしてフレンズ帯広の皆様のご健康、ご発展を心よりお祈り申し上げます。

スローフードせたがや  宮崎 里恵
2006年9月20日

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スロー・フレンズの皆さん
   ツアーに感動し続けた、湯浅です。
参加された皆さん、お疲れ様でした。車を出して頂いた
浅野さん、雄谷さん、三部さん、ありがとうございました。
心づくしの受け入れをして頂いた林克彦さん、高橋祐之さん&秀子さんに
感謝です。お天気にも恵まれました〜。(以下、長文です)
1日目は共働学舎の宮嶋さん:共働学舎の成り立ちや理念、チーズに
たどりつくきっかけ、「さくらのチーズ」の金賞受賞の裏話・・・など、
ユーモアタップリのお話と、農場内も案内いただきました。
歓迎会は、福田さんご紹介の帯広「夢創庵 らく」で始まり、北の屋台で
締めくくりました。ここでは10名の参加で十勝の食材と手づくり料理を満喫!
2日目は、林さんに案内してもらいながら、進化している千年の森を歩き、ヤギ舎で
乳絞りを体験、ますます美味しくなった「やぎチーズ」、発酵の過程を食べ比べまし
た。放牧のお陰で乳質が変わり、チーズが美味しくなったという話は、興味深いもの
です。もちろん、ランチは「ほおの木」で、打ち立て蕎麦を味わいましたよ。
その後、川合農場で「まさかりかぼちゃ」をみて(?)、えりもへ向かいました。
えりもの高橋さん:始まりは短角牛の放牧地にトラックで。
 牛とふれあい、農業や地域の歴史と 風景の移り変わり・・、海・山・牛と逞しく
 生きる人たちの話は感慨深いものがあります。貴重な短角肉・銀聖(サケ)に
 代表される食材の数々、おまけには、浦河の「パンパカパン」のパンなど、
 感動のお料理を完食し、2次会へ突入。「フレンズえりも」が発足するかも??
3日目は、奥様手づくりの石狩鍋・いくら醤油漬けなど、サケづくしの朝食に感謝し
ながら、7時出発というハードなスケジュールの始まりです。
 
8時過ぎには、「FMラジオ ノースウエィブ」に、山本事務局長が電話で生出演、
スローフード・フレンズ・味の箱舟・・・、語ってくれました、拍手!
三笠の及川農園:及川さんのお人柄が魅力タップリ、山本さんのインタビュー
形式のお話を聞いた後は、八列とうきびのもぎとりまで体験して、道の駅で
焼いて食べました。美味しかった!・・・感動でした〜。
最後は、山崎ワイナリーへ。山崎さんのワイナリーへの歴史は、人との出会いから。
夢を語る彼の背景には、ファミリーの力が。今は、樽置き場を建設していて、順調に
前にすすむワイナリーは、美しい風景へと繋がっています。
今年のぶどうは、最高だそうです、ということはワインも。(台風が心配ですね)
ブドウ畑を歩こうとした所で、いよいよ雨足が強くなり、断念。
又の機会を楽しみにしよう・・・と約束をして、解散となりました。
新聞、ラジオ、STVなど、取材が入り、メディアにも取り上げられ、ツアーの効力発
揮ですね。まず知ってもらうこと。ツアーは短時間での出会いですが、これは
ほんのきっかけづくり。次に繋がることを確信できた3日間でした。
もっともっと報告したいことあるんですが、HPに掲載予定の写真をお楽しみに!※東京から参加された、CV世田谷のリーダー
 宮崎里恵さん、厚さんご夫妻からさっそくメールが届きました。
> Subject: 感謝!
>
> スローフード・フレンズ帯広 湯浅さん、山本さん、皆様
>  台風の影響で蒸し風呂のような東京に無事帰りました。フレンズ帯広の皆様に
> すっかり魅了されてしまいました!
> 素晴らしい体験の数々の感動の連続で頭がボーとしています。冷静さを取り戻し
> てから追って感想メールを送らせて頂きます。
> 人共々美味しい貴重な食材と素敵な皆さんとの出会いに深く感謝申し上げます。
 
>   CVせたがや 宮崎 厚&里恵
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フレンズのみなさん・世田谷の宮崎さん
えりもまでお越し頂きありがとうございました。
もっと、段取りよくみなさんをお迎えしたかったのですが
バタバタで遅い夕食ですみませでした。
お陰様で、えりも・浦河の人たちにも皆さんの素敵さが伝わりました。
来られる人と迎える人が同じ気持ちで時間を過ごすことが
大切なことを改めて気づきました。
でも、もっとひとりひとりの方とお話ししたかったなあ・・・いま思っています
終わって、こころがホコホコして、また会える絆があって
元気のパワ−を頂きました。
麦・ぶどう・米のパワ−でチョット寝不足でしたが八列・山崎ワイナリ−
までの道のり寝不足解消して下さった浅野さん、すみませんでした。
牛にベロベロなめられた福田さん山本さんクリ−ニングは自前で頼みます。
鹿好きのももさんのお姉ちゃん、今度来たときは船でアザラシ見に行こうね!!
銀聖の味にはまった人はご連絡ください、山漬けにした新巻から生の銀聖送るよ!
うちの秀子さんも、娘の梨紗スタッフの菊美さん由恵さんも
とても楽しんでくれました。
みなさんに感謝・感謝・感謝     短角王国 守人  高橋祐之
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高橋さん
アルカツアーに参加の皆さん
&長尾さん
こんにちは。
すずきももです。私も本当に感謝、感謝(;;)です。
せたなに引き続きずっと行きたかったところに参加する事が出来て
本当に高橋さん、車を運転してくださった雄谷さん、太田さん他、
お世話になった皆様に感謝です。
あの、立ち入り禁止?のところから見おろした百人浜と襟裳岬・・・
絶景でした。風に吹かれながら大きく深呼吸してしまいました。
浦河の方々ともお会いできてまた新たな繋がりができました。
世田谷の宮崎さんも移動の車の中でいろいろな話で盛り上がって
楽しかったです。
そして短角・・・美味しかった。
何と言ってももりもり完食?テーブルにいたのでよく食べました(^^)
このテーブルには運良く?焼き肉奉行の雄谷さんと鈴木宏一郎さんがいたので
しっかり肥育?されましたよね優子さん。
隣のテーブルの余った物も食べてましたっけ・・・
>
> 鹿好きのももさんのお姉ちゃん、今度来たときは船でアザラシ見に行こうね!!
うちの娘もとっても楽しかったようです。
うしに触れなかったのがとても残念だったと言っていました。
いつかゆっくり行きたいです〜〜
&10年以上ご無沙汰していた倉沢さんや柳田さんに
このフレンズの会で再会できるなんて本当に人と人と縁は
不思議だなぁと思っています。
高橋さん、奥様の秀子さん、娘さん&スタッフの皆さんの
まぶりっとの温かさにすっかり甘えてしまいました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
長尾さん>ご出産おめでとうございます。
子育て、ゆっくりじっくり楽しんでくださいね。
すでに母親の身長を追い越そうとしている娘を見て
子どもの成長ってこんなに早いのかと改めて感じています。
小さいときは早くお大きくならないかなぁなんて思った事もありましたが
今はそんなにすぐ大人にならなくてもいいよ〜なんてふと思ったりもしています。
じつは今朝の道新の記事を読んでショックを受けていました。
似たような経験だったからなのですが。
自宅でゆっくりいのちと向き合って大事に出産できる
そんな選択があったのだと残念に思っています。
>
> フレンズメンバーにも素敵な自宅出産をしている方がいますね。
> ゆったりとしたお産はスロウな暮らしにもつながると感じています。
> 落ち着いたころ、ゆっくりお話をお聞きする機会があったらうれしいなあ。
(BYみゆきさん)
ほんとうにそうですね〜
このような経験談や話をもっと聞いていたら良かったのになぁと私も思うので
ぜひ、そのような機会をつくってくださいね。
まずは産後、母子ともにゆっくり過ごしてくださいね。
ではまた〜〜
すずきもも

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えりもの守人 高橋さん!!
このたびはお世話になりました。
ご家族、スタッフの皆様の暖かいお迎え、放牧地での警戒心でいっぱいの
目つきで『美味しそう!!』なんて言ってる人間を睨んでるワイルドな短角牛
そうかと思えば人懐っこい営業部長の33番の熱烈歓迎!!
私はもう高橋さんちの牛になりたい気持ちです。
33番と結婚させてください!!って気持ちで帰ってきました。
夜とお酒に弱い私はいつものように、寝てしまいましたが
みなさん盛り上がっていたようで早く大人になって酒と夜更かしが
強くなりたいと切に思っています。
短角の良さを皆さんにお伝えできるよう流通の人間として
頑張りたいと思います。
高橋さんの4人と200頭のご家族に感謝を込めて…
また行きますよ!!幕別 熊
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こちらも大変ご無沙汰しております。
清水の郷原です。
まずは長尾ちゃん、おめでとう!
可愛い恵太郎君の写真も見せていただきましたよ♪
自宅出産、やった人の話も聞く機会がないし、どんな感じなのかイメー
ジが沸かないですが、きっとリラックスして優しい気持ちになれるのか
なぁ?
とにもかくにも、恵太郎君を幸せにしてあげてくださいね!!
そして、アルカツアーでは参加は出来ませんでしたが千年の森にいらっ
しゃった皆さんに偶然お会いすることが出来ました。
皆さんお元気そうで、というか相変わらずパワー全開のオーラを発して
いましたね。
私は子どもたちのキャンプの真っ最中でして、ちょうど子どもの一人と
一緒に馬を連れて歩いているところでした。
あの日、あの馬は、スローの皆さんにも「可愛い、可愛い」と言って撫
でていただき、その後もお客さんに目一杯可愛がってもらっていたの
で、きっとホワンと幸せな一日だったのではないかと思います。
ツアーのメールを拝見して、楽しい・有意義な時間をほんのちょっぴり
共有させていただきました。文章を読んで、皆さんの顔を思い浮かべて
います。
では、とりとめのない文章で失礼いたしました。
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鈴木宏一郎@HCMです。
アルカツアーでお世話になった全てのみなさま。
本当にありがとうございました!!
自分は1泊2日でしたが,仲間の素晴らしさ,
北海道の素晴らしさを実感,感動できました。
参加できてよかったデス!!
なんとか時間を見つけて今後も積極的に参加したいと思います!
(〜といいながら,30日は増毛出張にてちえりあにお手伝いに行けず。。。
 スイマセンm(_ _)m 盛会をお祈りしています!)
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 高橋様、味の箱船に乗船された皆様、青木です。
 楽しくて、美味しくて、そしてちょっとだけ考える時間を共有させていただき、ありがとうございました。
 特に山本事務局長は、ツアーの企画・準備に大変御苦労されたことと思われ、また、高橋さんには、御家族や地域の皆さんあげて、心からのおもてなしをいただきまして、感謝の気持ちで一杯です。
 今回のように、ただツアーに参加するだけではなく、次には何かお返しをとは思いますが、一体何ができるかなと考え中です。高橋さんや、及川さん、山崎さんをもっと応援するには、どうしたらいいかなっと。
 今回の牧場での事件のように、フレンズのメンバーが何人か集まれば、側溝に落ちた車もあっという間に元通りにする力があるのですから、「アルカの店」を出すなんてこともできそうな気がします。船頭が多すぎるとの意見もありましたが。
 それと今回、えりも岬のアザラシを撮影している倉沢さんとお話ができたのが、「あっ、ここにもこんな人がいた!」という感じで、とても楽しかったです。こういう出会いを大切にしていけば、フレンズの活動の可能性が、どんどん広がっていきますよね。
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高橋様
札幌の浅野です。
今回もお世話になり本当にありがとうございました。
トラックに乗っての牧場見学は最高でした!
銀聖の解体では、傳法さんの見事な包丁さばき
えらを取る業はさすがでした!
倉沢さんともお話ができ、えりもにはすごいひとが
たくさんいるんだなと実感。
夜遅くまで、お世話してくれた奥様は本当に疲れていたと
思うのですが、朝早くから朝食の準備をしていただいて
本当に感謝です。
今度は違う季節にえりもに行きたいですね。
最後に業務連絡
地図、本日送ります(笑)
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