平成18年度北海道スローフード・フレンズ帯広
総会&懇親会
(清水町)2007/4/14

総会報告
 


■総会議案
   1号 2006年度事業報告・決算報告
   2号 2007年度事業計画・予算案の提示   3号 2007年度会員種別・会費について
   4号 2007年度新役員について 
   5号 各部会の報告と活動予定
   6号 スローフードジャパン報告 活動方針・2005収支/事業報告・2006予算/事業計画
   7号 その他

■議案1号:2006年の事業・決算(別紙)が報告され承認されました。

■議案2号:2007年予算案・事業計画は別紙の通り承認されました。

 会員数100名、単年度では100,050円のマイナス(繰越金を入れると166,664円のプラス)という予算案に対して「会員数をもっと増やすなどの方策を考えた方が良いのではないか」「企業会員を復活させて企業からの援助を積極的に進めるべきではないか」「収益のあがる事業を確立し、事務局が安定して運営できるように(イタリアのオステリアガイドなど参考に)進めていくべきではないか」「事務局の体制が変わった時の事も考えていくべきでは」といった収入増を模索する多くのご意見をいただきました。
 事務局として、単年度予算がマイナスであることは本意ではありませんが、収入が会費だけに限られている予算を全会員が理解し、極力事業は単体での収支0、できれば毎回参加費からも収益を得るというような運営をお願いしたいと言うこと、また、企業との連携も昨年の味の箱舟事業(協賛金389,000円)のような形で予算には反映されていませんが継続的に進めていきたいという事、また会員数も最終的には120名オーバーを目標として増員する事を念頭に置いて、今年度はこの予算を基本に活動したいと説明、予算案どおり承認されました。
 (補足1)会員数に関する部分は説明不足な感もあり、会員を増やさず100名前後を維持したいといったニュアンスでとられた方もいるかも知れませんが、そうではありません。人数が増えることはスローフード運動の広がりを意味することで、喜ばしいことです。ただしコミュニケーションを最重要と考えているフレンズとしては、闇雲に会員を増やすのではなく自然とスローフードの理念が伝わり増えていくのが望ましいと言うことです。そして、大きくなった場合はそれぞれの地域に活動の中心を移してくなどの方策を模索していくべきだと考えています。また、今回の「大地と月と豊かさについて」でカルロ・ペトリーニが述べているように、限られた会員だけで運動を進めていくのではなく、コミニティ(=地域)の中で、できるだけ多くの人間に、会員という枠にとらわれることなく様々な形でスローフード運動に関わっていただき、世界の食環境について考えを深めていただくことが重要だと考えています。
 (補足2)今年度以降の事業については、河合泰恵サブリーダーや、役員会の中、また会員のみなさんからすでにいくつかの催しが提案されています。総会の中では時間をかけて話し合うことができませんでしたが、今後は提案された事業について役員会を中心に会員の皆さまにもご提示しながら進めてまいりたいと思います。また井田さんから提案のありました固い意味ではない「後援」や「協力」の承認方法についても、基本的に役員会(時間のない場合はメールで)の承認を得るという事で総会で承認されています。また、総会では触れられませんでしたが、特に「主催」の事業については、日程の調整や内容の精査など、地域リーダーを中心に役員会の了承を得るという形が望ましいと考えています。これは新しいアイデアをさらに良い事業に展開していくために必要なプロセスであり、迅速かつスローフードの定義に照らした深い考察を必要とします。

■議案3号:来期の会員種別・会費について以下の通り承認されました。

 ●インターナショナル会員(スローフード協会登録会員)
  スローフード会費10000円 + 部会活動費2000円        合計  12,000円
 ●家族会員(正会員の家族および同居人・スローフード協会登録会員・「ニュースレター」の送付なし)
  スローフード会費 2500円 + 部会活動費2000円     合計  4500円
 ●26歳以下会員(26歳以下・スローフード協会登録会員・「ニュースレター」の送付なし)     
  スローフード会費 5000円 + 部会活動費2000円     合計  7,000円
 ●フレンズ会員(スローフード協会への登録なし。「ニュースレター」の送付なし)  
  活動費 5000円                      合計  5,000円

 会費については、一昨年以来、ジャパンとの整合性という観点において議論のあったところでありますが、世界的な流れの中で共通一万円という考え方が変革の時期にきており、また、現在の会費システムによるトラブルも発生していない事から、現状を維持ということで承認されました。
 (補足)総会後にこの会員種別について、「入会希望の方に、フレンズとインターナショナルの違いをどう説明すればよいかわからない」というご意見をいただきました。たしかに入会希望の方には説明をお示ししておりますが、現会員の方にお見せする機会がありませんでしたので、この場をかりて説明文を添付いたします。ご参考にしていただき、不明な点は事務局までご質問いただければと存じます。

LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL 以下説明文
 ご入会のお問い合わせありがとうございます。
 入会申込書、規約などを郵送でお送りいたしますので、目を通していただき、入会申込書にご記入の上FAXか郵送にてご返送ください。会費は指定口座への振込をお願いいたします。
会員種別には、大きく分けてインターナショナル会員(会費10000円+部会活動協力金2000円 計12000円)とフレンズ会員(会費5000円)があります。インターナショナル会員が、国際本部に登録されるスローフード会員とお考えください。フレンズ会員はスローフド本部には登録されず、本部から送付されるスローフード世界共通のニュースなどの送付はありません(フレンズ内の会報や情報に差はありません)。
 このほかに、インターナショナル会員と同居の1名が登録可能な家族会員(会費2500円+部会活動協力金2000円 計4500円)、26才以下会員(会費5000円+部会活動協力金2000円 計7000円)があります。※いずれも国際協会正会員、ただしスローフード世界共通のニュースなどの送付はなし インターナショナルの会費は高額な部類と思われますが、徴収した会費の7割は、スローフードジャパンの運営費や、世界のスローフード運動の為に使われます。(例えばイタリアで2年おきに行われる世界農業者会議に貧しい国の農業者を招待するため等)
 振込先は「郵便口座北海道スローフード・フレンズ02700-2-23337」です。
フレンズはMLでの情報交換も盛んに行っておりますし、道内各地で交流会など頻繁に実施しています。どうぞご検討ください。
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 また、フレンズでは4月に、4月〜翌3月の更新会費を一括徴収していますので、今回入会いただき会費をお支払いいただいたとしても、4月に再度徴収することになりますのでご了承ください。
 仮に2月にご入会されたとしますと、インターナショナル会員の場合は、今回の会費が「今年の2月〜来年の1月分」、今年4月に徴収する会費が「来年の2月〜再来年の1月分」という事になり、会費に対して会員の期間がショートすることはありませんが、実際には10ヶ月前払いという形になります。フレンズ会員の場合は、単年度終了ですので、今回の会費が「今年の2月〜今年の3月分」、4月に徴収する会費が「今年の4月〜来年の3月分」という事になります。
極端な前払いを避けるには、4つの方法があります。
 1.今回(3月まで)はフレンズ会員で入会し、4月からインターナショナルに移行する。
 2.今回(3月まで)はフレンズ会員で入会し、4月からもフレンズ会員で継続する。
 2.4月になるのを待ってからインターナショナル会員で入会する。
 3.4月になるのを待ってからフレンズ会員で入会する。
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ややこしいお話しばかりですみません。ご一緒に活動できますこと、楽しみにしています。また、不明点などありましたら、遠慮なくお電話ください。何卒よろしくお願い申しあげます。
LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL
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■議案4号:2007年度新役員について以下の通り、承認されました。

2007年度北海道スローフード・フレンズ役員
 ■顧問:児玉芳明・麻田信二
 ■コンヴィヴィウムリーダー:湯浅優子 
 ■コンヴィヴィウムサブリーダー:河合泰恵・太田欽一郎・西田孝男(新)
 ■事務局長:山本敬介   
 ■事務局 総務:すずきもも 会計:森田里絵
 ■会計監査:横山美貴子
 ■マーケティング担当:福田和彦・鈴木秀利
 ■味の箱舟担当:三部英二・高橋祐之
 ■地域リーダー
  ●札幌地区                 :井田宏之
  ●十勝・道東地区(釧路・根室)       :福田和彦
  ●道南地区(檜山・渡島・胆振・後志・日高) :西田孝男(兼)
  ●道北地区(留萌・宗谷・網走)       :小泉 浩
  ●道央地区(上川・空知)          :荒川恵美子
 ■部会リーダー
  ●味の箱舟部会    :川合拓男・森田里絵(兼) ・長尾道子
  ●作り手売り手部会  :山川八重子 ・鈴木秀利 ・深江薗子
  ●子供に伝える部会  :小野寺明子 ・西野洋子・新田みゆき ・宮本英樹 ・松田真枝(新)
  ●暮らしを楽しむ部会 :安藤 誠・谷尾 恵・大野 梢

サブリーダーに就任された西田孝男さんから、会員数も増えていることから、道南地域リーダーを兼任と言うことではなく、新しく選任してはどうかというご意見が出されました。これについて反対意見はありませんでしたが、適任者の選考にはいたらず、今後の役員会での継続審議といたします。

■議案5号:各部会の報告と活動予定 >各部会から、昨年の活動報告と今年度の活動の予定が報告されました。
■議案6号:スローフードジャパン報告 >活動方針・活動計画・2006収支・2007予算が別紙のとおり報告されました。
 ※ジャパン収支と予算案の部分では雑誌「SLOW」の廃刊に至る経緯と、収支、予算の関連についてご説明いたしました。
 ※「2006年決算報告」「2007年予算案」「事業計画」「スローフードジャパン報告」の、各別紙書類は総会参加者にはお送りしていませんので、総会時配付の資料をご参照ください。(紛失された方は、事務局にご連絡ください。お送りします)■議案7号:その他
  事務局からのジャパンの生産者委員会の委員への川合拓男さん就任依頼が説明され承認されました。  事務局から04年2月の帯広リーダー会議報告書とDVDの販売終了と有効活用案が提示され承認されました。
  会員の大石さんからマンション5万世帯向けの情報誌でフレンズの活動を広報したいと申し出があり、承認されました。
以 上

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