フレンズ味覚教室
親子でスローな食育!「ふっくら煮豆と魔法のスープ」

2008.2.16
(新得町)

レシピ(西野洋子さんのレシピ)
 

新得町食育講座
親子でスローな食育!「ふっくら煮豆と魔法のスープ」

〜 料理レシピ 〜
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 クリーミィなクリームチーズ
 十勝の牛乳で、クリーミィなクリームチーズを作りましょう!
 手作りならではの生クリームのコクとヨーグルトの風味が、そのまま食べても美味しく、料理やおやつにたっぷりどうぞ!

<材料4人分> 〜この分量で約150〜170g出来ます。
 ・牛乳        500cc
 ・生クリーム      60cc
 ・プレーンヨーグルト 大さじ1(15cc)
 ・レモン汁       40cc
 ・塩         適量(好みで) ※ 出来上がり量の0.3%位

<用具>
 ボウル、鍋、温度計、木ベラ、輪ゴム、ふきん(30B×30B位のもの)、
広口ビン(直径10B、高さ15B以上。高さのあるタッパーでも良い)

<作り方>
@ 牛乳をボウルに入れて、湯せんにかける。温度が40℃になったら鍋からはずす。
   ★ 温めることで、乳成分の分離が促進されます。
A 生クリームとヨーグルトを加えて、木ベラでさっと混ぜ、牛乳が渦を巻いている内にレモン汁を静かに注ぎ入れ、ひと呼吸おいて木ベラでそっと混ぜる。
   ★ 勢いよく混ぜると、せっかく凝固した乳成分が壊れて、乳清(ホエー)が真っ白になってしまいます。
B そのまま15分おいて、しだいに白い固まりと乳清に分離するのを待ちます。
C 広口のビンなどに、堅く絞った濡れぶきんをのせ、少しくぼませてBを静かに少しずつ入れて、上からふきんなどをかぶせて輪ゴムで止める。
  そのままおいて乳清を抜く。(約1時間)
D 時間がある時は、涼しい場所でこのまま2〜3時間おく。
  クリーミィなクリームチーズが出来ます。
    一晩、冷蔵庫でしっかり乳清が抜けたものは、よりキメ細かな仕上がりになります。
E ボウルに移して木ベラで練り、好みで塩を加えて仕上げる。
  冷蔵庫で3〜4日、日持ちします。
★ 乳清(ホエー)は、栄養も豊かなスープに仕上げましょう!
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 5分で作れるいももち

  子どもたちが外遊びから帰って、手を洗っている間にじゃがいもの皮をむいて、小鍋に直接すりおろして練る、簡単な作り方のいももち。
  今回は、2通りの食べ方をご紹介します。

<食材4人分>
 いももち
  ・じゃがいも(1人2個)  8個
  ・レモン汁       大さじ1
 長いもソース
  ・長いも     200g(皮をむいたもの)
  ・グラニュー糖  100g
  ・レモン汁    大さじ1/2
 お好み焼き風
  ・サラダ油    少々
  ・紅ショウガ   少々(せんぎり)
  ・粉末のり    少々

<用具>
 小鍋、木ベラ、フライパン、すりおろし器(目の粗いもの)

<作り方>
@ いももちを作る
・ じゃがいもの皮をむいて水に少しさらす(1〜2分)。
・ 小鍋にじゃがいもをすりおろし器で直接すり入れ、レモン汁も加えて弱火でゆっくり練り、もち状に仕上げ、1口大に分けておく。
   ★ レモン汁を加えるので変色を防ぐ
A 長いもソースを作る
 ・ 長いもは皮をむいて1Bほどの厚さに輪切りにして、蒸し器でやわらかく蒸して、水切りして潰します。
 ・ 鍋に長いもと分量の砂糖を入れてゆっくり練り上げ、レモン汁を加えてサッパリ風味のあん状に作る。
 ・ 一口大のいももち(半量分)につけて食べます。
B お好み焼き風に
 ・ いももちの半量を、サラダ油を少し入れたフライパンで、少し木ベラで押さえ気味に半面を焼きます。
 ・ 上から千切り紅ショウガと粉末のりをのせて裏返し、こんがり焼いていただきます。
   ★ マヨネーズやケチャップを加えても良いですよ
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 ふっくら煮豆の炊き方
  失敗なく、つやつやの黒豆に仕上がります

<食材(作りやすい分量)>
 ・黒豆      250g(洗わずそのまま使います)
 ・しょうゆ    大さじ1と1/2
 ・粗塩      大さじ1/2
 ・重そう     小さじ1/2
 ・グラニュー糖  250g
 ・水       1,100cc

<用具>
 ・深めの鍋、クッキングペーパー(少々)

<作り方>
@ 鍋に水900ccを煮立て、しょうゆ、塩、重そうを加えて、沸騰したら黒豆を入れ、すぐに火を止め、フタをして一晩おきます。
A @を強火にかけて、グラニュー糖の半量(125g)を入れて、沸騰してきたらアクを取りのぞく。
  クッキングペーパーの真ん中に穴を開けた落としぶたをし、弱火で2時間程度煮る。
B 煮汁に水200ccを加え、残りのグラニュー糖を加えて、更に2時間程度炊いてからフタを取り、そのまま冷ます。
C 豆と煮汁に分けて、煮汁を半量になるまで煮つめて、豆を戻し含ませます。
   ★ 小分けして冷凍しておき、料理、菓子作りやヨーグルトと合わせるなど、たくさん
食べてみてください。
   ★ この炊き方は、「黒豆プロジェクト」のシェフ、伊藤さんの炊き方です。
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 万能あんと蜜煮
  あんこが保存してあると、和菓子、汁粉、包み餅など、楽しくすぐにおやつが作れます。

<材料(1回につくりやすい分量)>
 万能あん
  ・小豆      300g
  ・グラニュー糖  280g   (約700g位作れます。)
 応用編〜蜜煮
  ・グラニュー糖  150g
  ・水       600cc

<用具>
 鍋、ザル、すり鉢、すりこぎ

<作り方 〜万能あん〜>
@ 小豆は洗ってゴミなどを取りのぞく。
A 鍋に小豆を入れ、たっぷりの水を注いで中火にかけ、煮立ったら水を差して一度水温を下げ、また煮立てる。この作業を3回程くり返して、皮が伸びてきたらザルに取り水気を切る。
B 鍋に豆を戻し、たっぷりの水を注ぎ、強めの中火で火が通ってくつくつしてきたら弱火に戻し、水を補いながらやわらかくなるまで煮る。
C ゆで上がったら汁気を切って、すり鉢に入れてつぶが目立たなくなるまでつぶす。(フードプロセッサーを使うと早いです。)
D 鍋に戻し、グラニュー糖を加えて、弱火で木ベラで混ぜながらつやが出てねっとりするまで煮る。
応用編 〜蜜煮の作り方〜
@ 鍋に600ccの水とグラニュー糖150gを入れて、弱火で20分煮る。
A ゆであがった、万能あんBの状態の半量を入れて、10分煮て火を止め、一晩漬けて蜜を含ませる。
   ★ 冷蔵、冷凍保存も出来ます。
  ※ 300gの小豆で、あんと蜜煮を半々作る場合は、あんの砂糖の分量は表示の半量になります。


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