特定非営利活動法人 スローフードジャパン 第17回理事会議事録


 


特定非営利活動法人 スローフードジャパン 第17回理事会
 
日時:2010年5月22日(土)13:00〜18:00
会場:日本青年館 3階 302号室
出席理事:湯浅 優子、河原木 督悦、石田 雅芳、若生 裕俊、萱場 裕、西野 虎之介、
佐々木 俊弥、中川 璃々、後藤 毅、門上 武司、上田 孝道、小野寺 睦、田崎 聡
出席監事:土屋 修三、尾川 欣司
欠席理事:遊佐 勇人、笠原 健一、平井 誠一、末永 航、濱田 倫紀
オブザーバー:帽田 剛史、山本 敬介、黒川 陽子、原 恵海、勝山 稔、掛川 正幸、深谷 政宏、
水野 史土
事務局:星 和佳子
 
若生会長冒頭あいさつ:本格的に2010年度がスタートした。本日 AM9:00から専門チームが集まり具体的な今後の打ち合わせを行っていた。皆さんに心から感謝を申し上げたい。各CVで その多くが、4〜5月に総会が終わって新しい年度がスタートしている。地域でそれぞれブロック会議も開催され、早速ブロック内のコミュニケーションがスタートしている。また、今年度の運動を支える3つの柱である専門チームの生産者チーム、コミュニケーションチーム、国際連携チームが本格的にスタートしている。そういう意味で本日の理事会が大変重要になる。言うまでもなく理事 執行役員であり、理事会の決議がすべて責任を伴う。これから1年間みなさんとともに本格的な運動を進めて行きたいと思う。一日よろしくお願いします。
 
萱場事務局長:SFJの公式web-siteについて、事務局チームの後藤理事に計画をつめていただいていた。本日具体的な提案をし承認をいただいた上で制作にかかり、夏ぐらいを目処に完成させたい。午前中にコミュニケーションチームと後藤理事で話し合いを進め、大枠の方向性を確認した。それを踏まえweb-siteの作り方・考え方について、具体的な説明をしていただく。水野氏 本日神戸からわざわざいらしてくださった。最初にご説明をお願いしたい。
 
後藤理事:リニューアルが急務であったため、相応しい人を総会後探し、水野氏にお声がけした。限られた予算の中でいいものを作るため、ベースとなるツール なるべく低コストのものを選択しカスタマイズできるものを考えた。この条件を満たすものとして「WordPress」を選択し、そのプログラミングに長けている水野氏に協力をお願いしたいと考えている。「WordPress」 アメリカで作られたシステムで、日本で利用するため翻訳する必要があるが、水野氏 、その日本語化のチームの一員として「WordPress」を日本に広めた方である。現在神戸在住、フリーで活動中。制作会社のコンサルティングで技術的なレベルがかなり高い。今回SFのweb-siteをリニューアルするにあたって、技術の面だけで なくSFの理念を理解してくださる方にお願いしたかった。水野氏に SFの理念と将来性について共感していただくことができたので、本日プレゼンのためにいらしていただいた。概要 、別紙P1〜3のとおりだが、現行web-siteの問題点として 、デザインが古めかしくなっており、欲しい情報がどこにあるのか分かりにくく、更新面で 手作業で行わなければならず効率が悪くなっている。いくつかの点でリニューアルの必要に迫られている。「WordPress」 、CMA(コンテンツマネージネントシステム)ページを管理更新していくにあたって、プログラムがフリーで提供されているものを導入することによってコストを抑えることができる。特徴 、導入費用が無料で、ホームページを運用していく中で記事の中に動画を入れたり更新した記事をメールマガジンで配信したり、機能追加が可能になり、デザインの制約がほとんどない。SFあいちのweb-siteも現在リニューアルをしており、こちらにも「WordPress」を採用している。
l 必要なコンテンツ
・ ホームページの構成 コミュニケーションチームがすべて決めることを打ち合わせで確認している。「中身」をコミュニケーションチーム、「器」を事務局チームで担当する。
・ 各CVにweb-siteを更新する権限を与えて、各CVの担当者が更新を受け持ってもらえるようにする。イレギュラーでCVでの更新が困難な場合 、実費で水野氏に更新をしていただく。
l 更新方法について
・ マニュアルを作成し配布する。更新困難な場合 、ブロック単位で担当者を決めて、集中的にレクチャーをする予定。その担当者が更新できないブロック内のCVの情報の更新をサポートする。
 
山本氏:イベント情報をブロックごとに作っても良いので 、という意見が出ている。投稿件数が少ないとさびしい感じになるので、当面 全国統一で作成し情報が増えるようであればページをプラスする方針。そのようにページを足していくのにこの「WordPress」 有効であると言える。
 
佐々木理事:イベントだけなのか。メッセージもぜひ追加して欲しい。
 
山本氏:とりあえず今回 イベントのページを設けることを午前中確認した。
 
後藤理事:管理担当者が必要になってしまう。善意のコメントであれば良いが、悪意のあるコメントがあると常時管理をしなくて ならない。
 
佐々木理事:コメントで なく、スローフードとしてのメッセージ 今回の口蹄疫の問題のようにスローフードの考えやメッセージをドーンと出さなければならない。
 
後藤理事:技術的に 問題ない。中身の問題になってくる。権限を与えるかどうかなど中身の問題について 、切り分けて考えていただきたい。
 
山本氏:SFJとしてのメッセージをどのレベルで確認するか、ということになる。確認できる体制が整えられれば、技術的に 可能である。
 
佐々木理事:国際連携チームでも翻訳するものが出てくるので、それらのものも随時アップデートできるとありがたい。
 
後藤理事:コンテンツに関する要望 コミュニケーションチームで検討していただきたい。web-siteをコミュニケーションのツールとして活用したいという要望が以前から出ているが、情報が野放しになって管理が不可能になり、サーバーに負荷がかかるデメリットが発生してしまう。これらの問題の解消のために、SFあいちのweb-siteで試験的にツールを使ってみる方針。うまくいけば、将来的にSFJでも採用を検討できればと考えている。
 
水野氏:特別な画像処理など 特に必要なく「WordPress」だけで単純の画像のアップロードであれば可能となる。「WordPress」利点 、多くの利用者がいるため管理画面の利便性が向上していることが挙げられる。
 
後藤理事:本日確認したいの 、web-siteのリニューアルが急務であり、コミュニケーションチームと事務局チームが作用分担をして進めていき、8月を目処にリニューアルしたい。SFJの発注先として、水野氏にお願いすることについて承認をして欲しい。
 
萱場事務局長:SFJの予算57万円の中で作成・管理をできる方を後藤理事に依頼し探していただいた。今期秋を目処にリニューアルをさせたいということにご了解をいただきたい。先ほどご意見のあったメッセージボード、コミュニケーションの場として活用することについて 、まずリニューアル後に運用させてから、運用ルールを検討しなければならない。イベント情報であれば基本的にCVからの報告になりさほどチェック 必要ないと考えるが、メッセージとなればSFJのメッセージと判断されるため運用ルールを定めることが必要になる。今回 後藤理事の提案までリニューアルすることについて、承認いただきたい。
 
佐々木理事:スローフードの運動というの 、もともとイベントをする運動で ないと思っている。本来 メッセージを発信するのが重要だと思っている。slowfood.comで slowebというニュースページがもうひとつありそれぐらい国際的に重要度を持っている。それをおざなりにしてイベントだけだと片手落ち・片肺飛行の運動になりかねないという危惧がある。
 
後藤理事:親ブログから子ブログを生成することができるので、将来的に それで対応が可能であると思う。第一段階のリニューアルで コンパクトにして進めるのが最優先であると考える。
 
萱場事務局長:後の細かい調整 コミュニケーションチームで検討をお願いしたい。3ヵ月後くらいを目処に提案内容の段取りで進めていくことについて拍手を持って承認いただきたい。
 
賛成多数で承認された。
 
若生会長:ここで改めて3月の全国大会で大変お世話になった(遅れて参加された)SF奈良のリーダーである尾川監事にお礼を申し上げたい。
 
(会場から盛大な拍手)
 
尾川監事:3月に たくさんの方にお集まりいただきまして本当にありがとうございました。その後の実行委員会でも反省会などをして、地元での今後の活動に皆様のご指導を仰ぎながらつなげていきたいと思っている。
 
協議:
1. 2010年度運動方針について確認(P5〜6)
 
萱場事務局長:今後の運動の方向性の確認を理事会ですべき、と湯浅さんからご提案いただいた。
 
湯浅理事:3月の総会で確認されたことだが、その後各CVに報告され今年度の話し合いが行われ、ブロックでのやりとりも報告を受けている。具体的な話し合いをする前に改革の目的を再確認し共有したい。全国のCV 実に多くの個性がある活動をしていると実感した。活動の多く 各CVの生産現場にあり運動を大地とつながったものにしていきたい。
事務局の立場で業務が分かれ、専門チームができ、ブロック単位の理事が増えたことが、目的の達成のためであることを確認したい。全国から集まること 何度もできることで ないので、今後も「誰かがやってくれる」で なく、自分たちから積極的にメールや電話やいろんな手段で身近なところからコミュニケーションをとって意思疎通を図っていきたい。目的に向かってみんなが努力し、自分たちのできるところでできる知恵を出し合っていきたい、と改めて思った。
 
2. 2010年度までの会計に関する報告(P7)
 
萱場事務局長:これまでの負債累積の経緯を改めて説明する。資料P7 6期分の報告をまとめたもの。第3期・第4期 フェアの開催があり収支が大きくなっている。累積赤字が増えた第3期から会員の増員を進めたが、第4期から会員の減少が始まり会費収入が伸びなくなった。これまで、イベントで赤を出したこと ない。大きいの 「SLOW」の制作だった。SFIで作成していたSLOWがなくなり、その当時の合意形成のもと「スローフード」の制作をSFJ独自で開始した。
 
中川理事:銀行からの借り入れがあるのか。ブロック会議までに会議資料が欲しい。
 
萱場事務局長:850万円を理事から借り入れしているが、銀行からの借り入れ ない。
 
3. 2010年度予算実績報告(P8)
 
萱場事務局長:会費収入 、前期 85%になる見込み。問題 後期で昨年 440万円しか更新がなかった。同じような減りだと400万円しか行かない。130%で組んでいる。努力しなければこの数字しか行かない。あくまでも試算である。
 
佐々木理事:前期が85%であれば、後期も85%にするべきで ないか。今期 赤字にしないように予算を修正したほうがいい。
 
萱場事務局長:全体を確認してから最後にもう一度予算について触れる。各ブロック・チームで検討されたことを踏まえて、最後に予算を確認したい。
 
4. ブロック分けその後の変更について(P9)
 
萱場事務局長:ブロック分けについての最終状況をまとめた。総会後の修正として 、SF若狭おばまを関西ブロックに移動し、近畿ブロックを関西ブロックと名称変更した。専門チームのエントリーのあった方の名前と理事の名前を掲載している。
 
田崎理事:九州・沖縄 、北九州ブロック、南九州・沖縄ブロックとふたつにせず、ブロック分けをひとつにするべきだと確認した。これ 、SF宮崎・綾(濱田理事)、SF鹿児島(久留リーダー)、SF筑後平野(野村リーダー)、SF沖縄・奄美(田崎理事)、4CVの総意であることを確認している。
 
萱場事務局長:事務局提案 ひとつであったが、「地域的に広くひとつにするの 無理がある」との意見がリーダー会議であり、ふたつにした経緯がある。北九州ブロックと南九州・沖縄ブロックで再度検討し、次の理事会で提案して欲しい。
 
5. 各ブロック報告
 
北海道ブロック(湯浅理事):ブロック会議といってもまだ現状 CVがひとつのため、北海道内で何度か集まりを持った。総会 先延ばしにしており6月に開催する。役員会として3回ほど集まり意見交換をしてきた。国際チームに河合氏を推薦する。自分たちの活動を足元からしっかりやって行きたいという希望が非常に多く、その中でできる範囲で他のCVとの交流を広めて行きたい、という思いがある。SFJへの要望 、現状を現実として見極めて、なるべく小さく、地域でかかわっていけたらいい。SFJに何かを求めるので なく、自分たちにできることをやっていこう、という意見でまとまっている。
 
北東北ブロック(石田理事):連絡をとるのに大変苦労した。CVリーダーのみなさんもなかなか時間がとれない、ということもありCV内で意見集約し、情報交換を行った。まず、MLの作成を目標とした。聞こえてきたこと 、や りコミュニケーションというの 必要であるということだった。コミュニケーションと 何かというと、ニュースレター、メーリングリストという媒体があるが、人の「顔」が見えないと通じない。国際連携チームの中でメールをぐるぐる回して気づいたこと 、情報を「共有」したという事実を作ること 簡単であるが、「共有」することと「共感」すること 違う。そこ 難しいと思う。プロジェクトを立ち上げても、人々の共感を得られないの つまらない、と思う。人々を共感させることができなければ、SFプロジェクト 前に 進まない、と今回自覚した。コミュニケーションの手段 、MLで行い、1年に1回もしく 何度か集まることになった。生産者の方が多く、外にでることが難しい。それぞれの立場を考え今後調整していく予定。一緒におもしろいプロジェクトをやってみたい。何をやるにしてもコミュニケーションをしっかりしなければ、前に 進めないと思っている。SF秋田で検討しているの オステリアガイドの制作。構想が持ち上がったと同時にみんなで食べ歩いているようだ。地元のスローフード的なものを掘り起こしてみようと思う。オステリアガイド 全国レベルで作成しようと各地から声が上がっているが、コンセンサスをとるのが難しいと思っている。イタリアで 非常に成功しているが、それに関するレギユレーションがわずかにあるだけ。それを読んだだけで できあがらない。どんなものを作りたいのかをみんなで検討する必要がある。SF秋田で 、イタリアのようにコンセプトをきちんと理解した人たちによって一貫性のあるものを作ってみたい。その後、北東北までレベルを上げて作成していきたい。
 
南東北ブロック(若生会長・P11):SF福島の事業にあわせてブロック会議を開催した。専門チームについて話し合い、国際連携チームにSF宮城の千葉氏を推薦し、コミュニケーションチームにSF福島から推薦してもらうことになっている。これまでCV内で流していた案内をブロック間で情報共有しお互いに参加できるようにすることを確認した。
 
関東ブロック(西野理事・P12):CV内の活動状況について情報交換を行い、SFJに関して意見交換を行った。会員の増強と定着を図るために 、会費のCVの配分を厚くすることが必要である。CVのメンバーが多くなれば、その分だけCV内の負担 多くなるので、たとえば会員30名以上を超えるCVについて 、1名につき5,000円に増額にしても良いので ないかとの意見があった。今後もブロック会議 持ち回りで交流研修会として開催していく予定。
 
東京・神奈川ブロック(佐々木理事・P13-14):5CVの参加があり5時間かけてたっぷりと話し合った。最初の2時間 「SFと 何か」を徹底的に討論した。「SFと 何なのか」「どういう運動なのか」この議論が日本のスローフードに なさ過ぎる。この熱い雰囲気をそのまま外に出せば、共感して人が寄ってくる ずだ。これがないままになんとなく分かったつもりでイベントをやってしまうから、イベントがなんとなく「SFっぽい」で終わってしまう。「SFと なにか」を徹底的に理事会でも2〜3時間議論して、「SFと こうあるべき」「で こんなメッセージを出そう」こういうことが長期的に改革につながっていくというのが一致した意見だった。要 、熱い議論をあまりにしてなさ過ぎ。分かった様な気がしすぎ、という気がする。よって、分かった気で なく徹底的に分かりましょう、というのが会員獲得の第一歩。で 、それに対してSFJがどういう役割をしていくかについて後半具体的に話し合いをした。SFJ そろそろ曲がり角に来たので、思い切ってトランスフォーメーションして、体制も一新して良いので ないか。このあたりをこの場で忌憚なく話し合っても良いので ないか。SFJ(この理事会)への要求として、収益事業としてオステリアガイドを作りましょう。どうやって作るか検討している間に議論になって話し合いになる ずだ。先ほど喧々諤々話し合おうといったが、このように目標があると話しやすい。オステリアガイドのように着地点を設けておけば、それについて喧々諤々やることができる。着地点を定めて喧々諤々やりましょう、というのが提案。
先ほどの話しになるが、赤字を出すの もうやめましょう。単年度で赤字 必ず出さない。今期 間違いなく赤字 出さない。そのために 予算見直しをしなければならない。スローフードニッポン2009について 特にSF秦野の出展者から収支を公表するよう提案が出ている。会報誌ついて 、配布がなければ会費を下げるかコンヴィヴィウムの保留分を厚くしてほしい。会員名簿 、年度末までにSFJに各CVが報告し、SFJ その会員数を発表して欲しい。東京・神奈川ブロックに 、イタリア文化会館やイータリーがあるので連携の窓口になって活動する。
口蹄疫の問題について、緊急アピールを早速東京・神奈川ブロック名義で出して反応があった。宮崎日日新聞が取り上げてくれることになっている。メッセージを出すことがSFJの立ち位置を表に知らしめることになる。それを日々やり続けることでいろんな人の注目が集まって評価も集まり、結果的に会員数も増える。それをやらずにいきなりイベントをやるから、おかしな形だけのものになってしまい、会員数が増えていかない。意義とメッセージの過程の果てにイベントをやるべき。
 
原氏:持続的な活動を担保していくことが会員増につながる。持続可能なアピールを実施していくという趣旨の下、イタリア文化会館が主催するスローフード講座を企画した。この企画をSFとイータリーの3者で連携して実施することをブロック会議で確認した。東京・神奈川ブロックが協力・支援していきたいと思っている。このように引き続き東京・神奈川ブロックで 「見える形の活動」をしていきたい。イタリア文化会館の館長から理事会会場を提供してくださる、とお申し出いただいている。協力体制を先方 用意してくださっている。将来的に こういった取り組みがマスター・オブ・フードのベースになると考えている。
 
掛川氏:ご存知のように宮崎で 大変なことが起きている。先週の段階で大変になるって事 分かっていた。今週になっていろんなメディアが扱うようなった。拡大した原因が対応の遅れであるなどいろいろなことが分かってきたが、最初の段階のタイミング(ブロック会議:5/15)でこのアピールを出し、東京・神奈川ブロック会議で採択された。このアピールを朝日、読売、毎日、共同等のメディアに配布している。一番の目的 、口蹄疫の被害にあわれて苦しんでいる宮崎の畜産家の方々に「ひとりじゃないよ」とエールを送ることだった。宮崎日日新聞にも送った。昨日連絡がありアピール文を掲載するとのことだった。ただし、報道部の記者によるとメッセージが山のように来ていて、随時掲載していくので多少遅れて来週くらいになる見込みとの事だった。また、これを読んで東京農大の学生を中心とするグループが動き始めている。こちらから指示をしているわけで なく、自主的に考えて行動してもらえるよう伝えたところ、3つくらいの農業サークルと話し合いを始めたと報告があった。今後SFJとしてどうして行くのかが問題になると思うが、各CV・ブロックでこういったメッセージを発信して欲しい。それを地元メディアに流す。朝日や毎日が取り上げてくれると 正直思っていない。流すことに意味があるから流した。地元でSFをしている人たちが地元でメッセージを発信すると取り上げてもらえるチャンスが増える ず。SFJが全体としてメッセージを発信するよりも、各CV・ブロックで発信した方が有効である。最終的にSFJとして 、7・8月の末に今回の口蹄疫に関して 、全国のCV・ブロックがどんな活動をしたか報告すればいい。そういう意味で 、これ SFJがイニシアチブをとる問題で ない。それが今回の改革の原点でもある。自立した各CVや各ブロックからSFJを考えるべき。SFJがトップにあるので なく、CVがまずあり、その下にブロックがあり、SFJ 一番下にある。今後口蹄疫がどういう事態になっていくか 分からないが、もしさらにアクションが必要であれば、東京・神奈川ブロックとしてアクションを起こしていきたいと思っている。専門チーム 、各CV・ブロックでできないことを手助けする、という位置づけだと考えている。CVでもブロックでもできることがたくさんある。それを忘れずに、SFJがどうすべきかという議論で なく、自分たちができること、自分たちがすべきことをまず考えて欲しい。
 
中川理事:ブロック単位で活動する時にSFJのロゴを使用したい。東京・神奈川ブロックのロゴ なく、個人の意見として あえて新調する必要 ないと考えている。SFJにお伺いを立てて使用することが前提であるが、そのような目的でロゴを使用してよいのか確認したい。
 
石田理事:ロゴの使用というの 、ロゴに書いてある「名前」でレベル分けができる。ロゴに「Slow Food」と書いてあれば国際レベル、「Slow Food Japan」と書いてあれば国内レベル、ブロックとあればブロックがあってもいいと思う。依頼したら3秒で作ってもらえると思う。それが分けられているの 、それぞれポリティカルなレベルが違うから。決定される母集団が違うから。「Slow Food Japan」のロゴが地域的に使われるときに 、それがSFJの理事会で承認されていなければならない。ということ 、決定まで多少時間がかかり、より高度な決定機関の判断が必要になるということになる。CVの方針で行われているアクションであれば、たとえば口蹄疫発生について「東京・神奈川ブロック」の名前で露出するときに 、ブロックの関係者がSFに合致するものであると判断し責任を持ってアクションする。このアクションについて高度な機関が異議を唱えること ない。CVを設立するときに、ロゴ 正しく使用されなければならない、と定められており、それをベースに運動が作られているから。それぞれのレベルで「名前」がつけられている自分たちのロゴというの 、そのレベルに応じて基本的に自由に使える。
 
掛川氏:で 緊急アピールの書面にそれぞれのCVのロゴを並べても良いのか。
 
石田理事:問題ない。
 
若生会長:基本的にCVのロゴ 、そのCVの采配で使用を認めている。今回のブロックのロゴというの 、前回確認したようにあくまでCVの活動が基本であって、会員を増やしアピール文を発信するなどの活動もCVをベースにすることを想定していた。CVの活動を活発化させ、サポートしあうためにブロックを設けたので、ブロック単位で活動することを想定していなかった。もしこれからそのような取り組みが必要ということであれば、石田理事からの話のようにSFIに申請してブロックのロゴの作成を検討する必要がある。ただ、ブロックの活動が優先になり、本来のCVの活動がおろそかになって 本末転倒となるので、注意が必要。
 
石田理事:組織レベルとして「ブロック」を設けたのであれば、それに対応できるロゴ あってしかるべき。どのレベルで行事が行われるかを確認していかなければならない。
 
萱場事務局長:ブロックの運用自体が試行錯誤で進めている段階である。運用ルールなどを定める必要 ある。ブロック状況が様々なので、一律にできない面がある。
 
掛川氏:一律にできなくてもいい。横並びにする必要 ない。やれるところが自分たちのやれることをやればいい。
 
萱場事務局長:みんなの了解を得られないとできない。ロゴ SFIで作成したものが支給されている。運用のルールがある。
 
原氏:チラシのロゴ 、東京・神奈川ブロックのロゴを作ったわけで なく、「Slow Food Japan」と「東京・神奈川ブロック」の表記 離れていて、イタリア文化会館との協定があり、SFJとしての協力名義を依頼し掲載した。ただ、推進していくドライバーが東京・神奈川ブロックであるので「Slow Food Japan」の下に離して「東京・神奈川ブロック」を追記して表した。
 
萱場事務局長:かなりトリッキーで ある。協力 了解したが、今後の運用 検討の必要がある。
ブロック制が機能して、ブロック理事がSFJの理事会と同じレベルの状態でチェックできれば問題ない。
 
石田理事:ロゴというの どこでコンセンサスをとるかということと密接につながっている。このチラシに「Slow Food Japan」と表記できるの 理事会の場で承認されたからだ。
 
若生会長:東京・神奈川ブロックの活動を阻害するつもり ないが、SFIとして CVを基本としていくべきだろうという考えを持っている。CVが活動の基盤であるという考え方から、CVの自由度を高めるガイドラインを定める計画がある。ブロックの活動だけが盛り上って、CVの活動が低迷することのないように。
 
山本氏:佐々木理事のご報告のとおり「SFと 何か」について「話し合ったこと」に大きな意義があると思う。理事会の場で意思統一ができ承認が得られて じめて、新たにロゴを作成することもメッセージを発信することもできる ず。すべてつながっていることだと思う。
 
原氏:そこ 難しい面がある。世の中の動き 理事会を待ってくれない。変なことをしようとしているわけで ないので、状況を見て判断していけばいい。
 
山本氏:政治的なことを実現していくのもSFだ、と言っている。今後様々な問題が生じることが予測されるため、や りルール 必要だ。
 
石田理事:SFI ブレーンを設けている。たとえばクジラについて反対しなければならないと言うときに、誤った判断をしないようにするためのチェック機能になっている。過去に口蹄疫が発生したときにSFが行ったの 「幸せな牛を食べたいキャンペーン」というキャッチーな取り組みを実施した。
 
帽田氏:アピール文を出す場合 、最低限ネタ元を明確にしておく必要がある。また、記事になりやすいものに仕上げた方が取り上げてもらえる確率が高くなる。アピール文とともにニュースソースとなったデータを一緒に送るなどの対応も必要になる。経験を重ねいけば、状況に応じた判断ができるようになる。分野別の有識者がネットワークに加わること 必要。
 
石田理事:SF 理論的に 脆弱な組織であることをまず理解しなければならない。だからこそ、ブレーンが必要になる。
 
田崎理事:現状 エスエフ状態らしい。イベントがすべて中止、人の流入 制限、牛を片付ける人が手薄なため募集 行っているが、一週間前入りし一週間現地で活動しその後一週間残っていなければならないくらい消毒を徹底している。「宮崎 今死んでいる」と聞いている。昨日の時点で20万頭が殺処分された。同じものを食べないというSFの考えや生物多様性が当て められる。
 
掛川氏:先週のまだマスコミが動き出す前の段階で岩手の関係者から「大変だ」と情報を流してきた。たまたま5/15にブロック会議があったので、議題の一つにすることとなった。
 
田崎理事:イギリスや台湾の事例なども参考に国際的に連携していることをPRしたら良いので ないか。
 
掛川氏:これから口蹄疫がどうなっていくのか見守るしかない。東京農大の学生から「SFすぎなみTOKYOや東京・神奈川ブロック どう動くのか」質問があった。「2つのことを見守っている」と返事を出した。1.口蹄疫の行方、2.SFJの各CVやブロックそしてSFJがどう動くか、この2点を見守っている。
 
中川理事:口蹄疫に関して 、掛川氏のジャーナリストとしての勘で新聞に取り上げられていない段階で動き出すことができた。早急の対応が必要と判断し、ブロック内で確認し緊急アピールを各メディアに配信した。
 
原氏:かつての食品偽装の話や中国の冷凍餃子の問題で考えを出せていなかった。受け取ってくれるか 別として、アピールを出すことによってSFJや各CVの存在意義が社会的に出るので ないか。
 
石田理事:テストケースとして取り扱って どうか。理事会に提出されているので、SFJ名義で取り扱うことも可能で ないか。これをみんなで持ち歩き、賛同を得る努力をしてみると言うの どうか。本当にいい文章だと思った。
 
帽田氏:5/15(土)の段階の情報で構成されているので、最新の情報にリライトする必要 ある。
 
掛川氏:感染経路が徐々に明らかになってきている。「対策の遅れ」があったことについてかなり証拠が出てきた。このアピール 初期段階でまとめたものなので、内容が違ってくるの 当然のこと。
 
中川理事:「私たちのエールを送ろう」とスタートした。今後様々な状況が判明したら、新たにアピールの内容を考えることを確認して動き出した。
 
佐々木理事:web-siteにアップデートしSFJが事態の推移を見守っていることを伝えて どうか。
 
田崎理事:現地の宮崎の関係者の声を付け加えるとリアリティがある。
 
門上副会長:アピール文を出すこと、見守ること、そしてカンパなどのアクションを起こすことをセットで考えていかなければいけない。
 
掛川氏:第一段階としてアピール文を出した。次のアクションを考えていかなければならない。このような取り組み コンセンサスのとりやすい場所ですることが必要。東京・神奈川 住んでいる場所が近くみな良く知っているので、合意形成が かり易い。それぞれのCVが実行できることをやった集大成がSFJと思っている。それぞれがやれることをやればいい。
 
萱場事務局長:ロゴについて 、CV単位でCVのロゴが規定の範囲の中で自由に使用できるので、CVリーダーの責任で使用してもらっている。SFJのロゴを使用する場合 、理事会もしく メールで理事会決定として運用していくことが必要になる。ブロックロゴについて 、いずれ必要になると思うが、いつ作成するか。
 
中川理事:とりあえず東京・神奈川ブロック 急いで作りたい。
 
掛川氏:全国一斉に申請しないといけないものなのか。
 
中川理事:使いたいところから作っていくので だめなのか。
 
若生会長:ブロックのロゴの作成について SFIに相談してみる。
 
湯浅理事:北海道で酪農を営んでおり、この情報 早くから入手していた。掛川氏からの東京・神奈川ブロックのアピール文を見て、SF どこまでもエールを送る、という趣旨が見えたので大変うれしかった。すごく感動した。おっしゃるとおりまだ注目されていなかった。すぐにweb-siteに掲載し賛同の意思を伝えた。その後の過激なメディア報道に対して 、とても問題を感じている。現場 ニュースで書かれている以上の地獄を味わっている ず。これをSF全体で取り上げるとしたら、慎重にしなければならない部分がある。畜産だけの問題で なく宮崎県、日本全体の問題となるほどのこと。農業 、食べ物を作っている現場であると同時に、人間の勝手な思いで進めてきたこともあり、それらすべてを網羅した上でSFからアピールすると言うこと SFの哲学を伝えることになるため、少し冷静な判断があっていい。イギリスで同じ問題が起こった際、アピールをしたこと とても大事なこと。今この現状で宮崎の方々にエールを送らない手 ない。エールを送ることに 大賛成だが、それ以上のことに関して 、もっとデリケートになってきている現実がある。メディアから多くの偏った情報が流れている中でアクションするより 、少し落ち着いてから継続してエールを送り続ける姿勢をSFJが出したほうが賢明だと思う。周りが騒いでいるうち 少し用心したほうが良い。先ほどの話であった「見守る」と言う言葉 ある意味とっても大事な言葉で、同士として同じ人間として一緒にこれからどうやって支えあっていくのかを考えることのほうが大事。北海道でも対岸の火事で ないので、日本中・世界中が非常に恐怖を感じている。もう少し体制が整い、ブレーンがそろってから行動を起こしたほうが良い。これだけ世間が注目しているうち 、みんな考えてくれるから問題ない。
 
佐々木理事:もう少しと いつごろになると予測しているのか。SFJの体制が整うの いつごろになると思うか。
 
湯浅理事:自立したCV・ブロックが出てきている。これを繰り返していくうちにできていくので 。
 
佐々木理事:ある程度期限を設けたほうがいいと思う。
 
湯浅理事:1年と期限 総会で決まっている。
 
佐々木理事:有識者の委員会を立ち上げよう、となればいつまでにどんな段階を踏もうなどの目標を定めたほうがいい。結局慎重に対応しよう、でアピール文 これで終わりになってしまう。
 
湯浅理事:終わりで なくこれ 生きている。
 
佐々木理事:この場で慎重にしましょう、となれば今後SFJでこの問題を取り上げること ない。それでいいのだろうか。
 
上田理事:私の職業 獣医です。もし宮崎県だけでこの病気を抑えることができたらこれ 奇跡に近い。海外で 、軍隊が出動し穴を掘って銃撃したと言う写真がある。病気自体 、日本に 昭和初期(*明治33年に訂正)の頃からある。その当時 被害報告が非常に少ない。理由 、一戸が飼っている頭数が少ないため。家畜の福祉を無視した多頭飼育が国の政策で進んだ点が、被害を大きくし発見したときに 手のつけられない状況になった。あまり騒いでいただきたくないと言うのが本心。
 
佐々木理事:騒ぐので なく、SFJとしてこれをどう捉えるのかという立場表明をする必要があるので ないか。
 
上田理事:メールを見て非常にうれしく思った。感謝の気持ちを担当ブロックに送った。あの一本でいいと思う。SFとして 、やらなければならないことが他にたくさんある。会員を増やすということ。
 
(笑)
 
佐々木理事:会員を増やすために、SFがあまりにも立場を表に出してこなかったと言うことが問題だったと感じている。
 
湯浅理事:今のことと 、別の話である。
 
佐々木理事:別で ない。ひとつの例である。
 
上田理事:口蹄疫から話題を変えたほうが良いですね。
 
(笑)
 
帽田氏:口蹄疫を設定して緊急アピールを今出しても何の意味もない。仲間がCVとして宮崎にもあるので、そこへエールを送る。また、畜産関係者が岩手にも北海道にもいて、多様性があるグループと言える。しかもイギリスの情報を入手することも可能である。日本のスローフーダーとして今何を勉強して何をしなければならないのか、自分たちにできること 何なのか考えていかなければならない。
 
萱場事務局長:深い話しになったが、結論 出たので ないか。SFとして今やるべきことに、様々な意見 あるが、(今回の口蹄疫への緊急メッセージ )SFJ全体としての合意形成で ないという認識で ないか。大事なテーマとして投げかけていただいたのでこの話し合いができたし、その裏側の背景に本質があることに気付けたと思う。SFJとしての行動 マスコミが騒いだ後で良いと思う。
 
帽田氏:ダイレクトに宮崎の人の声が聞いてみたい。国内の畜産関係者の声も聞いてみたい。
 
尾川監事:今改めてアクションを起こすことが得策なのか。その場合何ができるのか。すでに、メディアで状況報告 されているので同じことをする必要な い。先日レストラン協会の全国大会があり宮崎のメンバーと話したが「業界だけじゃなく町が死んでいる」と一言だけ言っていた。全国どこで起こるかわからない。奈良でも鹿に飛び火しないかと連日新聞で取り上げられている。SFJとしてどこに何をしてあげたらよいのか考えると、最初の時点でアクションしたのが一番良かったのかもしれない。
 
湯浅理事:同じ考えなので賛同することができた。
 
佐々木理事:田崎理事の濱田理事からのお話でこれ 生物多様性につながるとおっしゃった。同じ種のものだけを構成させたのが問題。
 
尾川監事:濱田理事に連絡をとり、地元のCVとしてSFJができること ないか、という議論が出たことを伝えて どうか。
 
若生会長:濱田理事と直接連絡をとったが、SFの訴えている生物多様性の重要性を伝える機会としなければならないと言っていた。
 
石田理事:みんなが牛の話しをしている。食べ物にかかわっているSFのweb-siteに何も書いていないこと ありえない。濱田理事が現場の状況を出したり、web-siteの端っこに載せたりしても良いので ないか。振り返ったときに、SFが何をしていたのかと考えると今の状況 あまり評価されないと思う。
 
後藤理事:メッセージをweb-siteに載せて欲しいと依頼があったとき、担当者が更新すると言う作業が発生する。SFJのweb-siteにCVの意見として掲載すること 技術的に 可能であるが、ただしSFJの出した情報で ないことを明確にする必要がある。
 
萱場事務局長:今回のもの 各CVに連絡していただき、賛同するところがCVの責任で各CVのweb-siteにアップする、という選択しか今 ないように思う。
 
中部・甲信越ブロック(後藤理事):ブロック内で会議 行っていない。自分自身が会議の開催に対して正直積極的で なかったのが理由のひとつでもある。総会後、ブロック会議を開いて他のCVリーダーに集まっていただいて話し合う内容があまり分かっていなかった。そのあたりについてメールで連絡を取り合ったが、反応があったのが1件(SF新潟・岩田氏)だけだった。とても会議どころで ない、と感じたので電話をしてみたが電話もつながらなかった。10回以上電話をかけた方もいらっしゃった。発想を切り替えて、ちょうどGWだったこともあり信州経由で新潟方面へCVを訪問した。土屋監事に紹介をもらいSF越後も訪問してきた。自己紹介を兼ね理事に立候補した経緯や、ブロック内でできそうなことを提案した。ブロック内の会員総数が100名だったので、その中で交流していきたい。マンパワーのないCVをどのようにサポートしていくか検討が必要。
 
関西ブロック(門上理事):開催できていない。今後開催の方向で調整する。
 
中国・四国ブロック(上田理事):ブロックの活動も大事だがCVの活動が基本であると考えている。
 
北九州ブロック(小野寺理事):佐賀に集まって会合を持った。こういう状況でブロックでやっていこう、と手を上げたが、正直に人の交流をじっくりあせらずにやって行きたいという話をした。急がなければならない場面もあるかもしれないが、あせらずに基本的に 腰をすえて取り組みたい。戦後65年でここまで崩れてしまった食を数年で立て直すこと 困難。畜産に携わる一人として、生物多様性を理解していない人がいると感じている。SF 大きな懐で、ブロック内でサポートし合って行こうと話し合った。3年前に宮崎の綾町で全国大会があった際、九州ブロックで交流会をやろうと盛り上った。翌月に佐賀、数ヵ月後に長崎と交流会を実施した。その次 鹿児島だった。「忙しいときで、北部九州 遠い」という意見があって、温度差があることが分かった。それぞれの状況を理解し合わなければならないし、責めるところで なく、ブロック間のことを今後考えていかなければならないと思っている。
 
南九州ブロック(田崎理事):濱田理事から 「沖縄 飛行機を使わなければならない。飛行機に乗るなら東京がいい」と言われている。(笑)SF宮崎、SF鹿児島、SF沖縄・奄美 7年も前からお互い知っているので、顔を見合わせなくても電話で十分話し合いができた。九州・沖縄 ひとつにした方がいい、という意見で一致している。もともと三者で交流をし合っている。最近 、台湾とも交流している。SF沖縄・奄美 会員数が減少している。理由 、宮古島スローフード協会という非公式の団体の存在で200名が活動しておりとてもパワーがある。協会に入らなくてもSF運動ができている。SFIのweb-siteも閲覧できるし、会員じゃなくてもいいと脱退してしまったのが実情だった。SFに入っている意義を具体的に明確にしていく必要がある。TMに20名くらいで参加しようということになっている。
 
6. 各専門チーム報告
(ア) 事務局プロジェクト(P20)
萱場事務局長:現在SFJ事務局の仕事の割り振りを行っており、今年度中にSFJ事務局自体を縮小する前提で進んでおり、新しい事務局体制ができると考えている。現実に割り振りがすでに始まっており、具体的なことをそれぞれ進めて行きたい。今のところ現在のSFJ事務局を縮小分散するためのプロジェクトとして事務局中心に進めていることを了解いただきたい。
l 事務局機能分散の素案提示 (別配布資料1)
萱場事務局長:資料 、会員管理・web-site管理を行っている里口(パートタイマー)、研修生アレッサンドラ、星(常勤)の業務工数を表したもの。分散できているものが色のついているところになる。
黄色:コミュニケーションチームに振ったものと振り じめているもの。稼動していないが雑誌(広報誌)関連とweb-siteの担当になる。現在、事務局で ほぼ作業をしていない状況である。
オレンジ:国際イベント関係で国際連携チームに振る予定になっているもの。今年、テッラ・マードレとサローネ・デル・グストがあるのでこの部分で実務からかかわっていただくことになる。SFIのアンナリーザがテッラ・マードレの連絡等々を行っている。今後SFIと国際連携チームが連絡を取り合い進めていくことになる。また、研修生が担っていた翻訳作業を分担することになる。
青:CV・ブロックに振れると予想しているもの。具体的に 、入会に関する問い合わせ、CV設立の問い合わせ、活動に関する問い合わせ、運営のノウ ウに関する問い合わせなどになる。
全国大会 、これまで 開催CVとSFJ事務局で行っていたが、開催CVだけでなくブロックのサポートがどれだけ得られるか 未知数。SFJ事務局の仕事も相当量あり、たとえば開催案内・エントリーシートの作成などが仕事になっていた。次回SF八戸がどのようにできるか試行の必要がある。
上記分散させたと仮定して、推定200時間の仕事が残る見込み。さらに分散できるところ、やらなくても済むところが出てくる ずなので、多少減らすことができる。今後8月まで再度動かし、具体的にしていきたい。
 
掛川氏:研修生のロンリープラネット原稿とりまとめとあるが、これ オーストラリアで出しているものか?
 
事務局:旅行ガイドブックとして出版されているもの。日本の味の箱舟の生産地を主に取り上げてもらえることになった。
 
*ロンリープラネット:2006年現在事務所 オーストラリア・メルボルン(事実上の本社)
*今回 、ロンリープラネットとSFIが連携して出版されることになったが、日本語の出版予定 ない。
 
萱場事務局長:本日の報告状況で 、地域ブロック 東京・神奈川ブロックのように進んでいるところと、打ち合わせ前のところと、いろいろ違い ある。一気に業務をすべて引き継ぐこと 不可能な状況である。今考えているところ 、会員管理をどのくらい簡略化できるかということ。今の担当者でなければ回らない状況かどうかで、軽減する方法を試行していて、SFJ事務局の中で残さなければならない仕事を8月までにさらに明確にしようと考えている。今後、ブロックと専門チームに分担が可能なものがさらにないか確認作業を進めていく。
 
l 公式Web-siteの運営システム構築
萱場事務局長:現行サイトのリニューアル〜運営システム構築をコミュニケーションチームと連携して実施することについて、冒頭承認を得た。
 
l 入会・会費納入システムの検討
ジャパンへの直接入会システム(Webサイトからの入会を含む)素案提示
キャンペーン連動の入会システム
萱場事務局長:代行決済システムを使う方法があることまで 確認ができた。既存のサービスを使って安価に作れるかどうかを現在検討中。ショッピングカートのサービスを使ってアレンジする方法を今後検討したい。オンラインでweb-siteから入会して、その後CVに会費を戻す仕組みが組めるので、実現可能かを具体的に詰めたい。
 
湯浅理事:SFJへの直接入会システムと 何か?
 
萱場事務局長:前回理事会で若干ご説明したが、現在 CVで入会を受け付け、CVからSFJに登録する仕組みになっているが、アメリカ すべて本部入会になっており、その後本部からCVに振るシステムになっている。現在調査中であるが、キャンペーンを実施していてどこのCVにも属さない会員が出ている可能性が考えられる。本来 CVの活動が中心なので、このやり方 逆行したものとうつるかもしれないが、これ 入会の機会を広げるものとして考えた。CVにアクセスできず、入会を希望している人がSFJのweb-siteで入ってきた人を、最終的に 地域に割り振るが、SFJのweb-siteなどから入会できるようにするもの。どこに入りたいか、どこに居住しているかで割り振る先を判断する。
 
湯浅理事:そういう問い合わせがあるということか。
 
萱場事務局長:SFJ事務局に問い合わせがあったもの すべてCVに振っているが、「電話しても通じない」などいろいろなケースがある。
 
山本氏:SFJ事務局の業務量を減らそうとしているところなので、一旦SFJで受け付けるが、調整 ブロック内で行うことにすればよい。居住県内に活発に活動しているCVがなければ、近隣を紹介する。決済のシステム 、決済のシステムだけでも機能すると思う。CVで受け付けてネット上でも入金できるので、入金するweb-siteを指定すればいい。その場合 後ほどCV分を戻してもらえばいい。
 
萱場事務局長:代行決済だけであれば、web-siteがあれば年間4〜5万円の費用でできる。8月までの宿題として具体化する。
 
l 定款、国内規約、付帯ルールの改定
萱場事務局長:規定類の改定について 、お願いできそうなところ SF秦野などに分担できればと思っている。先ほど話し合ったロゴ規定についても具体的な仕事として出てきたので、対応が必要になる。最小限の修正しかしていないので、来季に向けて重要な部分の変更の対応をしたい。
 
(イ) コミュニケーションチーム
l 公式会報誌
山本氏:ペーパー 、本日配布されている「スローフード」 吉開氏が中心に東京ガス株式会社(以下、東京ガスM)の協賛をいただいて「テッラ・マードレ・ジャパン2009」の経費の中からも作成されていた。これから会員に発行されるものだが、昨年度のものと考えている。この流れ 今回で終了となる。今後どうするかについて 、今年度の予算が50万円となっている。その中でできることを検討した。北海道SF・フレンズ帯広で発行しているの 、年2回A3見開きのもので内容がぎっしり詰まっている。非常に安価にできる情報媒体となっている。こういったものを年に何回か届けるべきだろうということになった。できればブロックごとに枠を設け、ブロックの情報が網羅されているものにしたらいいので ないかと思っている。今年度 、あと半年あまりなので2回発行したいと考えている。SF播磨メンバーで版画家の先生の岩田さんが作成されたもので、非常にクオリティが高く、日本的で、センスが良く、スローフードの本質を突いたものを作ってくださっている。実 「テッラ・マードレ・ジャパン2009」の時、岩田さんもいらしていて、北海道と交流を持つことになり、北海道に来ていただいた。いろいろなところにお連れして、様々なものをお見せして、いろんな方に会っていただいて、それを一冊の作品にまとめてくださった。これを見ながら話をしていて、予算を度外視した話で あったが、岩田さんが受けてくださるのであれば、たとえば今年 中部に岩田さんに訪問して交流してもらいそれをまとめたものを広報誌としてまとめていただいたらどうかと思っている。来年 九州、次 東北、毎年これが増えていけば非常に楽しく、その中で味の箱舟についてもまとめてもらい、いずれ 味の箱舟だけで編集しなおすことも楽しいので ないか。ただ、取材し編集もお願いすると費用が発生する。協賛の関係で 、らでぃっしゅぼーや株式会社(以下、らでぃっしゅぼーやM)と東京ガスMが協力してくださっていたので、再度依頼して協力を要請できないかと思っている。今年度もらでぃっしゅぼーやMに再度協賛をお願いしたい。また東京ガスMについても今後のスローフードと連携して新しい関係を築いてくださるのかどうか確認が必要だろう。そのあたり目処がつけば、せっかく貴重なメンバーがそろっているのでそのメンバーの力が引き出せるようなコミュニケーションを実現して行きたい。
 
萱場事務局長:その冊子の件 ぜひ現実化できたらいい。問題 予算がないこと。
 
帽田氏:SF播磨内でも薄いもの 作成している。やりようでうまくできる。取材の旅費・飲食費が工面できれば実現の可能性 高い。企画が面白ければ、原価(インク代と紙代)+αで相談に乗ってくれるので ないか。
 
原氏:出版系 PDFで流せば経費がかからない。利用できない方について 考慮しなければならないかもしれないが、電子媒体も活用すればよい。素朴な疑問であるが、今まで非常に重要な役割を果たしていた吉開氏の役割 、どうなっているのか。
 
萱場事務局長:しばらくお休みすることを希望されている。心身ともにお疲れになった様子。この「スローフード」についてもSFJ 費用を出さない条件で制作してもらったので、相当の痛みを受けてもらってしまった。
 
掛川氏:これ自体 吉開氏が実行委員会をしていたところのイベントのもので会報誌で ない。この前も「スローフードニッポン」のパンフレットだった。これを会報誌と言って配るの いかがなものか。東京・神奈川ブロックから特にSF秦野からスローフードニッポンに3万円払って出展した人がいる。収支 どうなっているのか、最低それぐらい 公表して欲しい。SFJ 共催していた ずなので、責任がある。
 
萱場事務局長:すでに伝えているが再度伝える。
 
l 公式web-site
リニューアル案提案協議
山本氏:web-site 、後藤理事の話にもあったができるだけ緊縮で調整する。今年 最低限のweb-siteリニューアルと考えて欲しい。
 
(ウ) 生産者チーム
l 味の箱舟委員会・生物多様性PJチームの統合と再構築提案
湯浅理事:生産者チーム 全国で9名の方が参加することになり、2週間前から動き出すことができた。生産者チームの役割として、生産者と共生産者が互いにつながりあっていける場面を作っていくものになっていければと話し合っている。詳細が分かる黒川氏からこれまでの流れを説明してもらい、味の箱舟委員会やプレシディオPJや学術委員会、生物多様性PJチームについて話を聞き、たくさんの方がかかわって寄与してくださっていたことがよく分かった。去年からほとんど動けない状態が続いて、横の連携が機能していかなければ、今後活きた情報が集まってこないと感じている。各CVに様々な活動が生まれていて、その地域で地元の食べ物を見直したり、冊子を作成したり、情報を集めている。動いているCVで 様々な活動をしていることが分かった。この1年間 、今までの活動の整理と、改めて新しい動きに整理していきたい。各CVが情報交換しながら互いに少しずつステップアップしていけたらいい。今まであった委員会をどう統合しどう残していくか、話し合っていきたい。生物多様性PJチームの取り組みが、地域に広がっている話を聞いて、そこを中心にこれから先をまとめてもらうことを確認した。また、味の箱舟委員会とプレシディオ 国際本部ともつながっているので、これをなくすわけに 行かないが、国際本部のための会で なくて、生物多様性PJチームや各CVの取り組みから必要性が出た場合に開催できる委員会活動にしていきたい。まず 、これまでの取り組みのすり合わせと新たなメンバーの増員を行い、整理して進めたい。基本的に、生産者のためだけで なくて、いろんなCVをつなぐ役割をしようということを確認した。
 
萱場事務局長:生物多様性PJについて報告をお願いしたい。(別配布資料2)
 
黒川氏:生物多様性PJで 、昨年1年間生物多様性について提言すること、活動内容について考えて活動した。活動していく中で明確になってきたものがあり、形になりつつあるものを今後も継続したい。案として 、委員を現状のままとし、新たにブログを作成し生物多様性にかかわることを取り組んでいくことが予定となっている。生産者チーム、プレシディオPJとも連携し活動を進めたい。各チームに重複しているメンバーがおり、横断的な取り組みができると考えている。味の箱舟、プレシディオのその後の生産者の動向を調査する予定。国際アルカ委員会事務局のセレーナ氏のメッセージなど資料の文章化をして公開し理解を求めていきたい。
 
萱場事務局長:生物多様性PJについて 、設置して、生産者チームと連携し重なってやっていく、と言うことでご了解いただければと思う。
 
(エ) 国際連携チーム(別紙P20-24、別配布資料3)
石田理事:国際連携チーム 国際的なことをやるチーム。漠然としているが、やるべきこと 非常に具体的。国際連携チームの目指す方向性 、国際運動とつながっていることを実感が持てるような動きをしていきたい。テッラ・マードレの参加者に 、テッラ・マードレのイベントの意義・参加する目的を過去の参加者のレポートと添えて参加者に配布したい。テッラ・マードレの問題点 、参加するの いいがそれだけにとどまってしまっている人がいること。世界的なSFのネットワークを作るための「結び目をつくっていく作業」と言っている。帰ってきた人がネットワークの要になって、日本の中に息づいていかなければならない。そのコンセプトをきちんと理解していただいてから出かけていき、帰ってきたならばSFの最先端のイベント 何を目指していたのかを地域で話せるのが一番いいと思っている。原氏が構想しているPJ 、実働してくれる人が必要になる。東京・神奈川ブロックが有志で活躍していただける話になっている。
 
原氏:石田理事から話があったこと 、この間議論を進めてきたが、多少私の捉え方と違う面がある。もともと私がやってきた業務、石田さんがやってきた業務 、以前の体制のなかで 事務局があり首都圏で進めなければならないことを担ってきた。分権化の話、国際連携チームの動きの議論をお聞きする中で、私自身もやっていけると思えるようになった。現在、組織が流動的になって暫定的なものと理解している。私が所属しているSFすぎなみTOKYOと東京・神奈川ブロックがそれなりに連携していける仕組みをもっているので、そこで実務をこなして行き、国際連携チームに人が集まってきているので、そこで私がこれまで担ってきた国際的な取り組みを引き継ぎさらに発展していけると思っている。個人的に 、個人的な仕事に近いようなことがあった。皆さんに情報が伝わっていないこともあったと思う。今回これまでの業務を別紙にまとめてきた。
実 、今年食科学大学の3年生の学部を希望している人のところにイタリア政府の奨学金が出そうな雰囲気になっている。相当イタリア文化会館の館長がねじ込んでくれているようだ。奨学金に議席数1ができると、食科学大学3年制に行こうとすると3年間で約1,000万円かかる。今まで 、大学院のマスターのコースを勧めていたが、現在大学の学部に大橋氏が卒業した後、一人も日本人がいないのでぜひ送り込みたいと言う希望があり、そういう意味でこの奨学金という制度が使えるので ないかと思う。これ 石田理事にもご尽力いただいた。そのような取り組みをみなさんにアナウンスしながら進めていきたい。
 
佐々木理事:石田さんからモニタリングの話題が出たが、いくつか翻訳したものをお配りした。
欧州食料宣言(P15) 、ヨーロッパのあらゆる食や環境持続性にまつわる団体がある共同体を作りまとめたもの。TMニュースレターに食料宣言がなされてその団体の中にSFが加わったことが書かれていた。これだけの数の団体が一堂に集結してヨーロッパ中の食料と農業の共通目標を立てて、ヨーロッパの農業を打ち出していこうと宣言している。金融危機でギリシャが破綻しかかってEUが破綻するかもしれないと言われているが、一方でこのような動きをしている。ヨーロッパ 侮れない。これだけのことを日本 できるかと言うと、できない。SF協会が他の団体に呼びかけてもなかなかできない。でも本来 こういうことを目指すべき。その参考になればと12項目を翻訳した。特に6.地域と地球の環境を尊重し、土と水という有限な資源を保護し、生物多様性を発展させ、動物の権利を尊重する、とありまさしくSFが言っていることそのものである。これ SFが下地を書いたらしい。クロマグロ(P19)について 、スローフィッシュのweb-siteに先般のモナコの提案に関して、ある種日本が名指しで悪者扱いされている。石田理事によるとスローフィッシュで 日本人 蛮人扱いされているそう。テッラ・マードレ、サローネ・デル・グストで、日本酒を振舞って日本の文化に対して賛辞を得るかもしれないが、スローフィッシュで 野蛮人扱いされている現実がある。乗り込んでいって日本人として説明するくらい、卵を投げつけられたらかわすくらいの気持ちがないといけない。日本の中と外との意識の差がものすごくある。こちらが海外の人に期待するものと現実 全く違うということ。海外で 、日本人をアジア・東洋・極東の魚をたくさん食べている人種だと思っている。そういうことを深く認識した上でお付き合する必要がある。実 SF運動も日本発のSFというものを出していかなければならない。以上を踏まえて、試案をいくつか別紙のとおり提示した。
 
原氏:お願いになるが、石田理事が翻訳した「スローフードの奇跡」をまだたくさん出版社が持っているので、SFJで再度宣伝し仕組み 分からないが会費から充当するくらいの対応でお願いしたい。
 
萱場事務局長:SFJから再度CVに特別価格で販売できることをリリースする。一通り各チームの報告が終わったが、国際連携チーム 大変だと感じた。
 
石田理事:国際連携チームの中の母集団を拡げて行きたい。東京・神奈川ブロックも含め実働部隊を担ってくれる人がいる。組織としての整合性を守っていくこと 必要だが、多くの人を動かしていかなければならないこと 間違いない。
 
萱場事務局長:物理的に動ける首都圏の方 大切なメンバーになると思う。地方で できない。
 
原氏:その点が東京・神奈川ブロックなどが組織立ってやらなければならないところだと思う。
 
(オ) 資金調達プロジェクト(理事会全体の取り組み)
l 資金獲得事業などの提案 (P21、P23)
萱場事務局長:資金調達プロジェクト 、理事会全体で取り組んでいくことを理事会で合意形成した。事業リスクのないものとして2つ、プラス会員を増やすための取り組み案を作成した。
 
若生会長:前回理事会でも話したように、理事会で財政問題解決のため資金獲得を考えていかなければならないので、理事会で議論する必要があるが、毎回理事会で集まったときに0から検討を始めるので 議論のしようがないので、素案を作り提案をしていただくために遊佐理事と平井理事に話をしている。
ひとつ 「燗酒コンテスト」。昨年横浜で大変好評だったと言うことで、イベント ないが日本酒造組合中央会と連携して企画する提案があった。大きな利益 出ないが確実にSFJに収益の一部を還元することができる見通し。審査が7月下旬となっている。この企画を理事会で了解していただき、詳細が決まったら報告する。資金調達の事業の一環として「燗酒コンテスト」を実施することの了解を得たい。
もうひとつ 「スローフードディナー」。これ 、奈良の全国大会の際に、SF山形のアル・ケッチャーノのシェフである奥田氏がSFJの財政を心配し、役に立てればと提案してくださったもの。自身で様々な地方に出向き、ディナーを開催し、報酬 要らないのでSFJの資金を調達してもらえないか、と言うものだった。全国の各CVで企画を実施してくれるところを募りたい。奥田シェフのように協力してくれるシェフがいれば、その方も含めて今後「スローフードディナー」を開催していくことの提案をしたい。
 
掛川氏:ここで得た収益 何に使うのか?
 
若生会長:SFJの一般会計として計上する。
 
掛川氏:そこから赤字があるがその返済に充てられること ないのか?そこで得たうちの何割か 借金返済に充てられるのか?
 
若生会長:借金が返済できるならば実行するが、ただ全体の一般会計が黒字にならなければ返済もできない。
 
帽田氏:収益が一般会計に入ったとしても、使途として負債の解消に使用するのかどうかと言うの 、予算執行の問題となる。よって、別途協議されるべきこと。
 
萱場事務局長:誤解のないようにお願いしたいが、この企画 奥田氏の提案を実行するとしたらどうなるかをまとめたもの。2名分の旅費と宿泊費のみで謝金 要らない、スタッフと2人で対応すれば料理 で可能、できればレストランのオーナーシェフが自身の店を提供してくれ、若いシェフに技術をレクチャーし、現地の質のいい生産者の食材を寄付に近い形で助けてもらい原価を下げて、収益の中からレストランにもあまり取らないでもらって、残った分をSFJに寄付してもらうこと できないか、とのありがたい提案だった。この企画ができるCVがあればできる限り都合をつけるので呼んでほしい、と言う申し出だった。全国にこの企画を流したい。段取りにもコストがかかるので、ブロックの中で収益が30万円出た場合 、SFJ、ブロックで分配してもいいと思う。
 
帽田氏:キャパシティー どれくらいを想定しているのか。
 
萱場事務局長:奥田氏 レストランが許すならば大きいほうが効率 いい、と 言っていた。100人ぐらいいればいいと。
 
帽田氏:厨房スタッフ 奥田氏のところだけで なくて、厨房でチームを作るということか。
 
萱場事務局長:その通り。奥田氏から 、レシピと料理のノウ ウを教え、知名度を利用すれば集客もかなり見込める ず、との話だった。開催場所 、ホテルでもかまわない。
 
若生会長:なるべく会場費、食材をご協力いただけるところに依頼し利益を出したい。
 
萱場事務局長:奥田氏から 、この取り組みを取材し記事にして最終的に まとめてもいいので ないか、と提案してもらっている。各地域全国どこでも回れる、との話だった。コミュニケーションチームでも材料として先ほどの本の話とも連動性があるので ないかと思う。このような企画に賛同してくれるシェフが地域にいる場合 、理事会でご提案いただき同じ仕組みを適用したい。ご了解いただければ進めて行きたいと思う。
 
帽田氏:できれば事前に食材を送るなどして、コミュニケーションを図れるようにしたい。行ってその場で、となると心配だ。来てもらったお客さんに、ちゃんとしたおいしいものを届けたい。
 
萱場事務局長:開催できるネットワークのあるレストラン・ホテルなどが条件になり、CVのネットワークが重要になる。
 
帽田氏:開催地が集客を担うことが前提になると思う。奥田氏のネームバリューを考えると、決して高い値段で なく、200〜300名を集めるとなると東京で開催しなければならないと思うが、奥田氏で50名であれば姫路であればできる。
 
山本氏:実 以前から奥田氏と話しをしていて、地元の帯広でホテルや関連団体と企画することになっている。料理人に奥田氏 相当影響力があり、生産者と深く付き合い、素材を生かした料理が目の前で見られると言うことでとてもよい機会になる ず。
 
萱場事務局長:食材を提供してくださった生産者 ディナーに招待して、食べていただいてその生産者の活動も紹介したい、と奥田さんから強いリクエストがあった。
 
7. CV会員数報告
l 入会促進キャンペーン(P22)
萱場事務局長:まず会費収入についてP8で確認したい。今期予算として組んでいるの 、1098万円、予算費90%で実行修正予算として本日提示させていただいた。昨年と同額である。今年3月に承認された予算 、昨年比10%UPの予算を組んだ。佐々木理事から指摘があったように前期が非常に厳しいので、どう考えても実行が難しい。現実的な努力目標で昨年と同額となっており、予算費9割、昨年比10割となる。ここに至るに 5〜12月の期間で約840万の会費収入が必要になる。これが実行可能かどうか、と言うことになる。これの目処を考えるため、P24の会費納入状況を確認したい。4月までの会費納入状況が悪かった理由として、大口の入金が滞っていたことが挙げられる。SF大阪から数日前30名分の入金がありこの表に 反映されていない。まもなくSF秋田からも入金があると事務局から連絡が入っている。SFセントラル・イーストからも数 少ないがこちらもまもなく入金があると報告を受けている。少しずつフォローしている。このあたりをブロックでサポートしていただければ、本来入ってくる ずのところが入ってこない状況 改善できていく。その他に会費収入増額のため、手を打っていかなければならないので、企画案をまとめた。様々な方法 あるが、今できることで新たな投資を伴わずになおかつメリットを感じてもらえるものを考えた。今度配布予定のCD-ROM 、「スローフード大全」「スローフード・ ンドブック」「スローフード・プレゼンテーション」が入っている。このCD-ROM 、会費納入者にのみ配布する。今回キャンペーン 、約1,500枚プレスするところを500枚増やし、入っていただいた方にプレゼントするというもの。内容的に、SFを理解する上で非常に意味のある情報となっており、非売品なのでメリットを感じてもらえると思う。更新していない会員にダイレクトメールで案内し、伝えるメッセージの内容に関して 皆さんにご相談したいが、「新生SFJとして新たな活動を考えているのでぜひ再入会を」と前向きに検討してもらえるような文面・メッセージを添えたい。500枚プレスを増やしてもそれほどコスト 上がらない。1,000枚増やしても良いと思うが、せっかくの良い材料なので活用したいと考えている。ご意見いただきたいがいかがか?
 
佐々木理事:単体での販売 考えていないのか?
 
萱場事務局長:現時点で販売 考えていない。販売しないことを前提に、権利関係の確認をとっている。販売するとなると改めて確認作業が必要になる。販売品で ない「スローフード・ ンドブック」に値段をつけていいのか、など問題 出てくる。キャンペーンに 活用できるので、CV・ブロックで使っていただけるならばたくさん作ってもいい。
 
若生会長:考えとして 、新規で なくかつて会員登録して現在更新のない人に再度会費を納入していただくきっかけ作りとしたい。
 
萱場事務局長:現在会費が納入されている人に 自動的に送付し、未納の人に まず書面でキャンペーンのご案内をする。現在有効会員が1,500名くらい。SFJ事務局に住所録のある方で、過去3年くらいの未納者を拾うと700枚くらい必要になるかもしれない。どこまでさかのぼるかで人数が変わってくる。
 
帽田氏:リストを確認したい。SFJの案内で反応する人もいれば、個人的にCVで頼んでいる人もおり、SFJ会長のメッセージにCVリーダー等のコメントを添えたほうが効果 高いケースもある。CVごとに連絡の文書をアレンジできるようにして欲しい。
 
若生会長:メッセージ ぜひコミュニケーションチームで準備していただきたい。
 
上田理事:一度辞めた会員にもう一度ターゲットを絞って入会を依頼しても、再入会してくれる可能性 低いので ないか。端的に言えば、その辺の具体的な状況 CVで把握しているので、新規の開拓のためにCD-ROMの活用方法をCVに任せていただいたほうが有効に使える。
 
小野寺理事:スローフードディナーの参加者の特典としてCD-ROMを活用すると理解が得られより入会してもらいやすいので ないか。
 
石田理事:イタリアで会員数が減少したときがあった。日本でも同じケースがあったがオペレーションの問題があり、会員証が届かないなどのトラブルが目立ったのが主な原因で徐々に人が離れていった。対策として、まず システムを整えた。同時にイベントでの会員募集を行った。そこで判明したことだが、大きなイベントに付随する会員募集と言うの あまり有効的で なかった。たとえば18万人動員する「チーズ」をブラで3日間開催した際に入会するの 実に20名ほどだった。サローネ・デル・グストでも30名程度だったと記憶している。ほとんど入会がないのと一緒だった。初めてイタリアで気がついたの 、イベントをするから入会するので なく、それよりも、自分の地域の運動のなかで自分に どういう恩恵があるのか、自分 どんなしあわせな気持ちになれるのか、どんなおいしいものが食べられるのか、と言う具体的な話のほうが入会しやすいと言うことが分かった。同時にたとえばマスター・オブ・フードでも、CV内の収益を上げていかないと、持続性のある運動にならない。魅力が薄れ、人 離れてしまう。CVの財政基盤を整えるのがマストになる。そうすることによって、余裕が出てきて、様々な活動ができるようになり、人が集まってくる、と言うように畳み掛けてやっていかなければならない。CVの収益活動にも光をあてていくべきで、その規則付けも同時に行っていく必要がある。スポンサーを集める際の書類も昔あった。堅苦しいが、それらの枠組み作りもしていったほうがいい。
 
西野理事:一番人気がある取り組み 、おいしいものを売っているところ、食べられるところを紹介すること。意外性のある山の上の干物屋さん 一番人気だった。主婦を中心になかなか得られないがちょっとした努力で手に入るようなものの情報 ニーズがある。
 
石田理事:SFも最初 会員を集めるときに偉そうなことを言わなかった。「ここに入ると野菜がもらえる」など言ったことがあるそう。恥ずかしいことをいっぱいやったといっていた(笑)。
 
萱場事務局長:実 、奥田氏から もっとありがたい話があり、アル・ケッチャーノ、銀座のお店でも予約がなかなかとれないので、SFJに入会することを条件に予約がとりやすくなる特典も出してもいいかな(ただスタッフに怒られるかな)と言う話しもあったので、それら 現実的だと思う。
 
上田理事:自分 入会する時に、SF運動と 非常に品格のある倫理と喜びを感じるものだ、と伝えている。非常に単純な話で、入会するとお釣り(メリット)がきますよという話で入会した人 、結果的に入会・継続してもらえない。
 
山本氏:休眠状態の人に 、まったくアプローチ していないのか。
 
萱場事務局長:していない。
 
山本氏:お金が入ってこない段階でまったくアプローチ ないのか。
 
萱場事務局長:CVレベルで 自由にできる。
 
上田理事:会費の納入がない人に 、自分で電話をしている。それが一番効果がある。
 
萱場事務局長:一律にできないところがある。全国のCVを見ると、現実にお釣りを求めて入っている人が多いところも現実に ある。一方で格調高く求心力があって集まっているCVもある。その部分でも多様性がある。このやり方も今お聞きして一律で ないほうがいいと思った。これをどう活用するかについても、CV・ブロックにある程度投げかけてもいいと思っている。プレスコストを考え、DM 1通約80円、 ガキだと50円かかるので、手法を考えて、500人に送るとすると25,000円かかることになるので、検討したい。
 
若生会長:メールでご相談しますので、ご意見ください。
 
萱場事務局長:CD-ROM 本日お見せできないが、非常によくできていて、PDFでページを送って見られるようになっている。お得です。
 
勝山氏:SFJ事務局から各CVに宛てて80円切手を貼って更新のご案内がされている。結局 CVが(会費を)集めることになる。集められるところ CVに任せればいいので ないか。SFJ事務局から各CVに更新者のリストの連絡さえもらえば、CVで対応ができる。そのほうがコストを抑えられるので ないか。
 
中川理事:最終的に CVが個人に声をかけなければ会費 入ってこない。
 
山本氏:SFJから送るものをCVに送ってもらえれば、送るものが相当あるのでCVで送ることが十分できる。全国のCVでも対応できる所があるのであれば、それだけSFJのコストも抑えられるので ないか。
 
萱場事務局長:常々悩んでいることで あるので、今までのお話 十分わかる。要するにCV毎にニーズが様々に異なっている。CVの事務局機能が確立しているところ お任せできるが、機能していないところも正直言ってあり、都度できる限り柔軟に 対応している。たとえば、更新時に発送する文書や同封物についてもCV毎に異なる。その対応が負担になっている。会費の集め方の問題、ご案内の仕方の問題 テーマとして事務局チームの課題に入っている。
 
中川理事:SF秦野 更新案内文書に郵便局の振込用紙の同封を依頼した。
 
萱場事務局長:依頼どおり、SF秦野 振込用紙を同封して対応している。
 
中川理事:銀行振り込みだと振り込み手数料がかかる。SF秦野 支部負担にして、会員に 負担金が一切かからない。1万円のみの負担にした。手軽に入金できるので、送金の遅延防止もできる。
 
萱場事務局長:DMも総会のご案内が年1回あるが、こちらからCVにお送りして、何かの機会にCVから会員に配布していただければ費用 かからない。DMの配送 年に何回もある。ただ、これを全国のCVと連絡を取り合って実施することが、今も必死でやっているが、不可能に近い。これらの作業が多岐に渡れば渡るほど事務局の仕事が増える。この部分 総合的に解決しないといけない。8月まで会員更新の手続きについて 整理をしたい。
 
帽田氏:各CVによって条件が違うのであれば、全部ヒアリング調査するの 大変なので、SFJからの送付が必要かどうかについてリストで確認してもいいので ないか。そうすることでコスト削減が図れると思う。
 
萱場事務局長:いずれ会費の配分の問題が出てくるので、その際 このあたりのことも含めて検討しなければならないと考えている。
 
勝山氏:2ヶ月に一回くらい 必ず連絡をしている。
 
中川理事:会報誌が年に3〜4回届くといって入会してもらっている。会報誌もなくてCVからも何も連絡がないと、みんな不安になってしまう。
 
勝山氏:会費の件について 、郵便局に必ず振り込んでもらっている理由がある。後に証拠になるからだ。これをもう一度各名前で銀行に振り込んでいる。総会であらゆる資料と領収書とともに、郵便局への振込みSFJへの振込みについてすべて残している。1円たりとも間違っていない。
 
中川理事:いつでも閲覧できる状態になっている。
 
若生会長:SF宮城も同じようにしている。ただ手数料 負担してもらっている。
 
l 北海道ブロック:プロジェクト会員について提案(P10)
山本氏:プロジェクト会員の制度ができて1年以上経っているが、横浜のスローフード少年団以外 話を聞いていない。先ほど、イベントに参加しても会員を獲得するの 難しいと言う発言があったが、や り会費が1万円となると気軽に入るの 難しい。消費者に一緒に生産している共生産者であると言う意識を高めてもらうことを目的に「共生産者育成プロジェクト」を立ち上げて、プロジェクト会員の会費が2,500円なので2,500円で会員になってもらうこととする。2,500円の会員が増えてしまう危険性があるので、2年と期限を決め2年後に なりたい人 SFの正会員になってもらう。その間にイベントの案内をし、メーリングリストに参加してもらうなどして、SFJからの連絡 ないが、CV内で情報を共有することで、SFへの「入り口」として活用し、会員の増員に努めたい。この場で承認をいただき、これをテストケースとしてうまくいけば全国のCVでも進めて行って どうかと思い提案したい。
 
萱場事務局長:帯広で実施するのであれば、他のCVでも希望が出る内容だと推測する。なおかつ、プロジェクト会員の定義 、あるプロジェクトをする集団の方たちに対して適用するもの。理事会で決定してそのプロジェクトを認め、会員カテゴリーを1つ増やすことになる。結構慎重さ 必要で、2,500円で入会できるならそちらを選択したいという考え方が出てくることが予想される。「入り口」になるかどうか、期限 2年でよいのか、帯広だけで認めて済むことか、確認したい。
 
石田理事:SFI 、会員制度のシステムと言うの 、国内のレベルで決定することができることになっている。理事会で確認することによって、SFJの会員システムになる。
 
萱場事務局長:試験的に帯広で半年先行して実行し、問題点を抽出すると言う方法 ある。会員カテゴリーがひとつ増えることになるので、基本的に 一律に実施しなければならない。
 
帽田氏:会員カテゴリー 、SFIとして 、SFJの理事会に委ねられているのか。
 
若生会長:基本的な考え方とすれば、正会員並みの負担を強いるの 厳しいが、SF運動に参加していただきたい目的が明確な人たちに負担を少なくし、ネットワークに加わってもらうというのがプロジェクト会員。
 
山本氏:プロジェクト会員と言う枠組み すでにあるもの。新たな枠組みを作ることが大変なこと 承知している。既存の枠組みを有効に活用し、運動を広げると言うものなので、趣旨に 合致していると思う。
 
若生会長:生産者に限ったプロジェクトであれば、問題ない。これが共生産者となると広く一般が対象になる。すべてのCVが、10,000円で入会するよりもまず2年だけ2,500円で入会することを勧めるようになることが懸念される。財政問題をどうするかも考える必要がある。
 
帽田氏:年間10,000円の正会員を入会させることよりも、2,500円のプロジェクト会員を4人入会させることのほうが るかにイージー。たとえば「北海道のジャガイモを考える会」のような時限付のプロジェクトであれば問題ない。2年間ジャガイモのことを考えよう、というプロジェクトに賛同する人を2,500円で集めて、2年経って「やっぱりジャガイモ 大事だ」となれば正会員になってもらえばどうか。
 
湯浅理事:SFIに参加して、SFの精神や哲学を伝えている人たち 多い。しかし、そこまで出会えない人たちもいると言うことを手ごたえで感じている。最初からプロジェクト会員だけしか集めない、と 言わない。そこ バランスじゃないか。
 
萱場事務局長:CVに 2,500円のうち1,300円残る。割合で CVに多く残るものにしたので、諸刃の刃になっている。
 
西野理事:これ 会員の2重構造と同じこと。10,000円の会費の人 2,500円に移りたいと言うことになる。
 
萱場事務局長:基本的に正会員からプロジェクト会員に なれない仕組みになっている。ただ、この期限の2年 引っかかる。1年間で会の魅力を知る期間 十分と考える。
 
若生会長:2年目から 正会員に更新することにできれば、全国統一で実施できるので ないか。
 
帽田理事:1年間で「ジャガイモを考えるプロジェクト」が終わったら、2年目 「エゾジカを考えるプロジェクト」にすればいい。これ 冗談だが、 ドルの高いもので なく、イベントに参加してくれる人や興味を持ってくれる人に間口を広げていくこと 、大事だと思う。
 
若生会長:基本的にそれ みんな否定しない。ただ、説明できるようにしておくことと危惧される部分をどうクリアしていくか。
 
西野理事:2,500円の会員が増えると、会で負担する分が増えてしまう。脅威を感じる。
 
山本氏:プロジェクト会員として一律に実施するので なく、裾野を広げていく土壌のあるところが実施すればいい。
 
萱場事務局長:ルール付け しなければならない。
 
小野寺理事:期限が2年だと、それまで結果が出ないことになる。
 
萱場事務局長:期限を1年とし、テストケースとして導入し、他のCVから明確な提案がなされたら理事会で改めて検討すると言うの どうか。
 
帽田氏:テストケースで導入を希望するCVがあれば、再度理事会で検討し、先駆者の帯広に 状況を報告してもらって どうか。
 
湯浅理事:情報公開をする。
 
西野理事:プロジェクトを作って欲しい。他に示しがつかない。
 
若生会長:入会キャンペーンを一律に2,500円で募集し、2年目から 10,000円にして どうか。
 
佐々木理事:テッラ・マードレ・デーに照準を合わせるなどするべき。
 
萱場事務局長:入会キャンペーンの件 次回のテーマなので、そこまでにアイデアを集めることとする。
 
その他:
CD-ROMに収録する「スローフード大全」「スローフード・オフィシャル・ ンドブック」「スローフード・プレゼンテーション」のデータを視聴した。
 
萱場事務局長:理事の方に就任承諾書を配布している。署名押印していただいたものをSFJ事務局まで送って欲しい。法人登記するために必要になる。
 
若生会長:住民票 期限の問題があるので、必要な段階で再度提出をお願いします。
 
次回日程:9月24日(姫路にて開催)

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