「野山の恵みをいただきまーす。 In さるふつ」 (猿払村)2007.5.13
4. 私が同行した山班では、まずオオウバユリ探しから。図鑑片手にどれがオオウバユリかみんなで探してついに発見。スタッフから「オオウバユリは一枚の葉が出るために1年掛かります。この大きさになるのに10年以上掛かっているんだよ。」「オオウバユリは根を掘って食べるんだよ。昔アイヌの人たちはこれからデンプンをとって冬の食料にしていたんだよ。」などという説明を聞いていました。そのあと一人一つづつ根を掘ってみることにしました。最初は手が汚れるのを嫌っていた子どもも、一人が掘って「うわーこんなに大きいんだ。」という声を聞くと、みんな競争して掘り始めました。
9.PM12:45−1:30 お腹も減って、ようやく食事です。普段おじいちゃんおばあちゃんが作った山菜料理は食べない子ども達も、自分達が採ってきて、自分達で作った料理は食べる食べる。課題の3点の料理も、子どもにとっては必ずしも美味しいわけではないのですが、みんなわいわいと試食しています。オオウバユリの根は、ユリ根の野生種ですから、ちょっと筋が多いもののデンプン質の食感で楽しめました。浜ボウフウは地元の人でもあまり食べないのですが、さすが高価な山菜だけあって香りが高く程よい苦味があって美味。つくしは袴を取って卵とじにしたのですが、正直美味しいわけではなく歯ごたえが楽しめるだけという感じでした。ほとんどの料理を完食して終了。
【野山の恵みを いただきまーす。 In さるふつ】
春の野山を歩いて、山菜採りを楽しみます。 みんなで山菜を料理して食べながら、さるふつの自然の豊かさを実感します。 豊かな自然があるからこそ、漁業や酪農など、豊かな暮らしがあることを考えましょう。 この企画は「北海道子どもスローフード研究会」が主催し、「北海道スローフード・フレンズ帯広」の協力を得て実施します。お気軽にお申し込みください。
●日 時 5月13日(日) 9:00−14:00 8:30 受付 9:00 開始、内容説明等 9:30 山菜取り 11:30 調理&昼食 13:00 振り返り 14:00 終了 ●場 所 猿払村の野山、猿払村生活改善センター ●集合場所 猿払村生活改善センター (猿払村鬼志別東町1 猿払消防署となり) ●講 師 鳥羽 晃一(大雪山自然学校) 他 数名 ●参加費 大人800円、子ども400円 ●持ち物 軍手、長靴、エプロン、タオル、タオル、ゴミ袋、食器(お皿、お箸、お椀など)、飲み物
●主 催 北海道子どもスローフード研究会 ●協 力 北海道スローフード・帯広 猿払子どもエコクラブ(代表 小泉浩) ●参加申し込み 5月8日締め切り 猿払村役場 協働町作り推進課(01635−2−3133) 久保田まで
●この活動は、子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて行っているものです。