第1回・百姓映画祭

2007.10.28(清水町)


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1.この日はフレンズで後援している「第一回百姓映画祭」にやってきました!前で話されているのが、これから上映される「アボン・小さい家」の今泉光司監督です。フィリピンに日系移民がいるなんて知りませんでした。
2.ここは清水町の上羽帯少年自然の家。古い小学校の跡です。天気もいいねー。
3.午前中に「アボン・小さい家」を見た後は、百姓昼食会です。おにぎり、豚汁、かぼちゃだんご、ヤマメの塩焼き!すごくおいしい!

4.給仕をするのはフレンズのメンバーです。一番右はメンバーの高山さん。NHKのプロデューサーとして地域を見つめる番組作りを続けています。

5.あら、かぼちゃだんご焼いていたのは横山さんだったんですね。清水町在住、フレンズの金庫番です。
6.午後からは、おまちかねの「タイマグラばあちゃん」です。澄川嘉彦監督はこの映画を撮影した縁で、岩手の小さな小さな集落タイマグラに家族で移住して、今も暮らしています。
7.タイマグラばあちゃんこと、向田マサヨさん。山奥で自然と会話しながら、自給自足の生活を送る。便利なモノは何もない。でも暮らしに必要なモノは何でもある…。
8.たくさんのかたが、ばあちゃんの生き様に自分を重ね合わせて、見入っていました。

9.トークセッションには法政大学講師で農業アドバイザーの小松光一さんも加わり、地域の暮らしを見つめました。進行は主催者NPOインフォメーションセンターの寄田さんです。

10.この映画祭の準備から当日の仕切りまですべてをやってのけたのが、郷ちゃんこと郷原恵子さん。農と地域を愛するパーマカルチャーアドバイザーです。おつかれさまー。


第1回・百姓映画祭


今年スタートを切る「百姓映画祭」。私たちが日々暮らす農業のまち北海道十勝・清水町で開催できることをとても嬉しく感じています。
この映画祭が、忙しい農作業や仕事の合間のホッとした一時となり、明日からまた続く日々の活力となりますように。そして、日本の皆さまが この映画祭を通じて農業・農村の魅力を感じていただければ・・・と
願っています。

■主催:NPO法人インフォメーションセンター
■後援:北海道スローフード・フレンズ帯広 ほか
■日程:10月28日(日)
■会場:北海道上川郡清水町「上羽帯少年自然の家」(廃校を利用した施設です)
■チケット:大人/1,000円、中高生/500円、小学生以下/無料
 ※このチケットにて、全てのプログラムにご参加いただけます
■お問い合わせ・チケット販売
 北海道インフォメーションセンター
 090−6268−7778、gouhara@ryufo.com(ごうはら)

【スケジュール】
●10:00〜12:00 「アボン・小さい家」(今泉光司監督)
●12:00〜 百姓昼食会(清水の自慢料理をお楽しみください・食券制)
●13:00〜15:00 「タイマグラばあちゃん」(澄川嘉彦監督)
●15:30〜17:00 トークセッション(今泉監督・澄川監督・小松光一さん)
●17:30〜 百姓パーティー(清水・十勝の美味しい食材と交流を満喫しましょう)

【上映作品】

●アボン・小さい家(今泉光司監督)
フィリピン・ルソン島北部のコルディリエラ地方。その険しい山岳地帯
で暮らす人々は、厳しくも豊かな自然と共生して生きていく知恵を今も
生活の隅々に生かしています。この映画は、そんな人々が住む村と、山
岳都市バギオを舞台にしたある日系家族の物語です。あまり知られてい
ないフィリピンの日系人、出稼ぎ外国人の事情、先住民山岳民族の暮ら
し、自然、宗教、文明・・・様々なキーワードが「地球と人間の真の在
り方を発見する」という主題を浮上させていくコメディータッチの詩情
豊かな映画です。

●タイマグラばあちゃん(澄川嘉彦監督)
「極楽だぁ・・・」ばあちゃんはいつも満ち足りた笑顔をたやしませ
ん。周りから見れば不便なだけの山奥で、自然の声と幸せに包まれて暮
らしたばあちゃんとじいちゃんの日々。15年間のいのちの記録。ばあ
ちゃんの暮らしには便利な「モノ」はなくても、様々な生命たちと一緒
に生きているという安心と喜びがありました。どんなに暮らしが便利に
なっても人間にとって他にかわることのできないもの・・・。身体を動
かして働く喜び、自然に抱かれる喜び、季節を感じる喜び。ばあちゃん
が守ってきたのは「人としてかわってはいけないもの」であったように
思われるのです。

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撮影:山本敬介 ※写真の無断使用は固く禁じます。
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