SLOW FISH 2008
せたな海フィール
2008.8.9-10
(せたな町)

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1. さあ、今年もやってきました。夏と言えばチューブ?サザン?いえいえ、セタナです!せたな町は北海道の南の方、日本海側にあります。まずは磯あそびと海水浴です。色んな魚をシュノーケリングなどで楽しみました。
2. い〜い笑顔でイカを釣っているのはメンバーの河合泰恵さん。念願のせたな海フィールに、この日は帯広から7時間かけてやってきました。ご主人哲郎さん、運転大変お疲れさまでした。
3. 釣ったイカのさばき方を、西田さんの奥様恵理子さんから教えてもらいます。挑戦しているのは中学2年の森岡くん。料理やお手伝いに大活躍でした。

4. 今回の海フィールの影の立役者は、新しいメンバーの山中さん。春から函館に勤務する獣医さんです。得意の手作りパンを携えて、調理場の手伝いから、お金の管理まで完璧に西田船長をささえました。また、事前のせたなでの打ち合わせには山中さんと共に、札幌から浅野さんも参加してくださいました。お二人どうもありがとう!

5. こいつはみんな驚きの「ホタテめし」。刺身でも食べられるホタテに大胆にごはんの乗せ、その上に贅沢にも「近藤チーズ」の発酵バターをのせ、醤油を垂らして炭火で焼きます。おいしくないわけがないですよね。(@@)
6. 交流会に並んだお料理の数々。みんなで手伝いながら作りました。生のウニを汁にしてしまうという贅沢なウニ汁をはじめ、ゴジラエビやら、エゾメバルやら贅沢な海の幸が並びます。
7. 地元の方も一緒に交流会が続きます。一番右は今金町の生産者村本さん。色んな食材を提供してくださいました。その隣がせたな町の若い酪農家、村上牧場の村上健吾さん。一番前の少年はこの日誕生日を迎えた平島竹琉くん7才です。
8. 明けて10日、朝食においしいおいしいサクラマスを食べたみんなは、そのサクラマスが遡上する川を見に行きました。案内してくれたのは、遡上の邪魔になる砂防ダムの掃除を続けているせたなの釣りの会「一平会」の鎌田勝之事務局長です。せたなには海だけではなく素晴らしい川や森がある事を知りました。

9. マーレ旭丸に帰ると昨年もお世話になった、せたなの浜の母さん西村千恵子さんが来てくださっていました。今年も地元の大豆を使った、海水のお豆腐作りを指導していただきました。海水の自然のにがりでゆっくりと大豆タンパクが固まっていきます。

10.  そして、メンバーで東京都在住の料理研究家宮崎里恵さんの指導で、たこぼっちん(干しダコ)を使った、せたなの海の幸パエリアです。どうです、せたなの真っ青な空と海にサフランの黄色が映えること! <レシピは下です

11. 完成間近のパエリアを囲んで、上からはいチーズ。大人がみんな夏休みに田舎に遊びに来た子供の笑顔になってますよ。

12.  天然の天草を煮て作ったほんもののトコロテンです。突いているのは毎年参加の野谷夏海ちゃんと同級生で空手得意の長内沙樹ちゃんの小学6年生二人です。寒天はこのトコロテンを凍結乾燥を繰り返して作るのだそうですね。

13. 海フィールのホスト、マーレ旭丸の西田孝男さんと奥様の恵理子さん。毎年ほんとうにお忙しい中、ありがとうごいます。私たちはせたなで学んだ海のこと、魚のこと、漁業のことをしっかりと伝えていかなければなりません。

14.  最後の記念撮影は、烏賊イカいか!ポーズです。みなさまお疲れさまでした。来年もせたなで会いたいですね!

SLOW FISH 2008
せたな海フィール
2008.8.9-10
(せたな町)

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2008 せたな海フィール 開催内容

<目的>
北海道の西海岸せたな町の海に親しみ、海の役割や生き物を知る。
漁業への理解を深め、漁村に伝わる知恵や技を学ぶ事で、食の魅力や大切さを知る。
夕日を見ながら地元ならではの食材・郷土料理を堪能し、思いっきり海を感じよう。
<主催>北海道スローフードフレンズ帯広
<後援>せたな町(予定)
<日にち>8月9日(土)〜10(日)
<場所>せたな町 瀬棚ふれあいセンター(せたな町瀬棚区共和590-1)
    中歌漁港周辺海岸
    (有)マーレ旭丸 2F (瀬棚区元浦) 〔二次会会場〕
 ※函館空港、千歳空港からの参加希望の方、ご相談ください。
  交通機関をご案内します。(道内参加者の車に乗り合いが可能な場合もあります)
<スケジュール>
 9日(土)                        
 12:00〜12:30 受付・集合              
 12:30〜13:00 昼食・オリエンテーション    
 13:00〜15:30 磯の生き物観察・海水浴       
 15:30〜16:00 イカ釣り体験・イカ釣り船の上で漁師と漁業の現状を語る 
 16:00〜17:20 温泉でさっぱり
 17:30〜18:30 イカ刺し造り体験
 18:30〜20:30 海の幸満載の交流会(予定食材下記参照)
 10日(日)
  8:30〜 9:00 海の幸の朝食
  9:00〜10:00 自由時間
 10:00〜12:00 海水のにがりで伝統の豆腐づくり
 12:00〜13:00 海の幸の昼食
 13:30      解散

<宿泊場所>せたな町内の民宿(マリン倶楽部 他)
<募集年齢等>特に定めませんが、小学生以下の場合保護者同伴が原則
<参加費>
  大人 9.000円  子ども 6.000円 (1泊4食、体験費、保険料等込)
 ※ スローフード会員以外は500円プラス
 ※ 上記参加費の他にかかる経費 《温泉入浴料》大人500円 子ども300円
   《二次会費》飲む人1000円 飲まない人500円 子ども無料
 ※ 交流会のみの参加は3.000円
 ※ この参加費の中からフレンズへ 300円×人数分を送金
<予定食材>
 いか・うに・ホタテ・ホッケ・サクラマス・ゴジラ海老・天然天草ところてん
 あわび(未定)・つぶ貝・平目・鶴の子大豆・平飼いたまご・近藤チーズ
 ・アイスクリーム・無農薬夏野菜など
<持ち物>
○ 水に濡れても良い服装(長袖+長ズボン、その下に水着もしくは化繊の乾きやすい服)
○ 水に濡れても良い靴(かかとのないサンダルは×、履いてくるものとは別に用意下さい)
○ 帽子、軍手、日焼け止め、虫除け、タオル、懐中電灯、雨具、エプロン、三角巾、ふきん、風呂・洗面道具、着替え等
【参加希望者は以下をコピーし西田へ送信して下さい。】
<2008 せたな海フィール参加希望フォーム>
○名前(家族での参加は列記し、子どもは学年を入れて!)
○住所(市町村名まででよい)
○電話番号
○チェックを入れてください。
 
 □全日程参加  □9日のみ参加  □10日のみ参加
 □車出せます  □だれか乗せて下さい  □相乗り決まっています
 □JRで長万部まで  □空港までお迎え希望
 □宿泊します 
 (基本的には相部屋ですが)□事情があり個室を希望(  )名1部屋
 □二次会参加  □二次会参加しません
 □お酒飲みます  □お酒飲みません

(有)マ〜レ旭丸 西田たかお
北海道久遠郡せたな町瀬棚区元浦161-5
TEL 0137-87-3455
FAX 0137-87-3804
URL http://www.asahimaru.com/
Eメール info@asahimaru.com
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タコぼっちんのパエジャ <レシピ>


西田さん、フレンズの皆さん、 こんばんは。
西田さんから依頼されましたパエジャのレシピ4人分に書き換えお届けします。
海フィールに参加した方も参加しなかった方も
是非、マーレ旭丸のタコぼっちんを使ってお試し下さい。

タコぼっちんのパエジャ  4人分
米 2カップ オリーブオイル 大さじ4
タコぼっちん 120g サフラン 0,5g
インゲン 8本 タコの戻し汁 5カップ
ニンニク 1片 塩 大さじ1/2
玉ねぎ 1/4コ
トマト 中1コ くし型レモン 4切れ

1) タコぼっちんを薄切りにし、3時間位ぬるま湯に浸す。ザルに上げタコと戻し汁に分けておく。
2) サフランを鍋で焦がさないように弱火で炒り、(1)の戻し汁を注ぎ煮立て火から下ろす。
3) パエジャ鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクのみじん切りを炒め香りが出てきたら玉ねぎのみじんぎりも加えて炒める。トマトのざく切りを加えさっと炒め(2)のサフラン水を注ぐ。
4) 塩を加え煮立ったら米を平均にならして入れる。3cm長さに切ったインゲンとタコぼっちんを散らし常にグツグツ煮立っている状態で(中火)蓋をしないで20分煮る。
5) 火から下ろしアルミホイルで覆い5分蒸らす。レモンを添えて供す。

                          クッキングサロン リエ   宮崎 里惠

ついでに、ところてんの黒蜜のお薦めの作り方

黒砂糖、 上白糖、 水を同量ずつ(1:1:1)鍋に合わせ入れ、火にかける。
煮立ってきたらアクを除きながら数分煮詰める。
火から下ろし、冷ます。

 *今回の海フィールでは時間切れでこの蜜は作りませんでしたが、酢醤油派に負けず
   黒蜜派の方々もいらしたのでご紹介しました。

 
※写真の無断使用は固く禁じます。
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