映画「テッラ・マードレ」上映会

2010.6.6
(帯広市)

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1. 総会の翌日、みなで1時間かけて帯広市の十勝プラザまで来ました。途中DVDの行方不明になりドキドキでしたが、無事に判明して会場に着きました。出入り口にはカルロの本「スローフードの奇跡」をはじめ、色んなスローグッズを並べました。
2. ご挨拶いただいたのは、上映会を共催していただいた十勝毎日新聞社の林光繁会長です。林さんはフレンズのメンバーであり、2005年にはカルロ・ペトリーニとここ帯広で鼎談されました。そういえばその時カルロに講演していただいたもの同じこの会場でした。
3. 当日は札幌から駆けつけてくれたフレンズのメンバーなども含め60名の方が参加してくださいました。2/3は一般の方々で、上映会終了後に多くの方が本をお買い求めくださり、映画のメッセージを強さをあらためて感じました。

4.

終了後の湯浅さんからのご挨拶です。映画は質の高いドキュメンタリーです。はじめてスローフードに触れた方には難しい部分も多かったかも知れません。しかし、言葉や文章でただ説明するのではなく、クオリティの高い映像で感じてもらい、時間をかけて理解してもらうのが、いかにもスローフード的です。私は3度目でしたが、今回も心地よい感動を味わいました。
     
映画「テッラ・マードレ」上映会

 共催:北海道スローフード・フレンズ/十勝毎日新聞社
 参加無料 
 場所:とかちプラザ
 http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/tokachiplaza/tp_access.jsp

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 この映画は、スローフード運動の創設者で、帯広にも来てもらったことがある強面
のおじさんカルロ・ペトリーニの原案を、「木靴の樹」という1978の映画(私は高校
生の時に見て感動しました)でカンヌ映画祭グランプリに輝いた巨匠エルマンノ・オ
ルミが監督したドキュメンタリーです。
 世界153カ国から7000人が参加するスローフードの国際会議「テッラ・マードレ」
の参加者である、ロシアの畜産農家、アメリカンネイティブのワイルドライス生産者、
オランダの小規模漁師の夫妻、フィリピンの小規模農家などの生産現場を訪ねて声を
集める一方でノルウエーの「世界種子バンク」の開所式のもようや、自給自足生活の
末、廃屋になってしまった片田舎の家でその意味を語るなど、スローフードの理念を
静かに映像美で魅せてくれます。
 とにかく映像が美しい!難しいことは考えなくても楽しめる映画ですから、お時間
のある方は休日の帯広ショッピングがてら是非足をお運びくださいね。
もちろん、私も会場におります。
映画紹介フレンズのページ http://www.slowfood-friends.org/cinema/
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撮影:山本敬介 ※写真の無断使用は固く禁じます。
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