「2004年度総会&交流会」その1
2004年3月13日(土) かあさん工房・かみかわ荘(旭川市永山町)

おとうふ作り初期段階。煮立った大豆を注意深く移しているところ
「総会&交流会に参加して」 その1 <その2はこちら

 旭川での総会&交流会が山川八重子さんの主宰する「かあさん工房」から始まりました。1時が近づくにつれて、あちこちで懐かしげに挨拶や自己紹介する声が聞こえてきました。そして、山川さんの穏やかな口調からテキパキとした指示により、お豆腐作りを分担しながら進行しました。途中、呉を型に入れ余分な水分を排出していると、どなたかがこれ飲める!と言うことでさすがスローのメンバー!すぐさまみんなで回し飲みを始めたところ思った以上に甘く大好評でした。以来、私も捨てずに料理に利用してます。そして最後に型から豆腐が離れる瞬間、一斉に拍手が湧き起こりました。その後、山川さんの現在に至るまでのお話を伺い、地域に根ざしている様子を実感しました。
 会場をかみかわ荘へ移し、今年度の総会を実施。会費や運営体制など活発な意見が出てみんなで検討しました。総会後には旭川自然共生ネットワークの寺島さんの話を伺いました。
 寺島さん方の活動によりかなりの環境破壊の工事が中止になったこと、今でも無意味な工事が続けられている事に驚きました。寺島さん方の努力がなければ大雪山は見る陰もなかったかもしれません。その後、さらに数名の差し入れも頂きながら、交流会が続きました。自分が考えた事のないような事や未知の世界の話を聞けて視野を広められた気がします。
 お楽しみの交流会では先ほどの豆腐や荒川さんのとても柔らかい短角牛、自分ではナカナカ作れない手の込んだ料理が沢山出てきて大満足でした。食事の合間に自己紹介も始まり、普段お目にかかれないような多種多様の異業種交流的な感じでこんだけの人が集まれば何でもできそうです。
 準備された方々本当にお疲れさまでした。こんな充実した時を過ごせてありがたく思います。(加藤かずみ)

13時からかあさん工房ではじまった「おとうふづくり」。詳しくはスペシャルをどうぞ。
参加したメンバーはみんな真剣に山川さんの説明に聞き入ります。
16時からは今年度の総会です。総勢23名の方々にお忙しいところを縫ってご参加いただきました。
意見がとても活発に出て時間内に収まらず、交流会後に継続して話し合いました。とても有意義な話し合いがなされました。
総会後には、北海道自然保護連合代表の寺島一男さんに、旭川の自然について講演していただきました。寺島さんは古くから山登りがお好きで、そんな中大雪山を縦貫する道路の計画があると聞いて、1971年から自然保護運動をはじめられた方です。
士幌の高原道路、旭川の突硝山、日高横断道路など、道内の数多くの自然保護運動に関わっていらっしゃいました。
そのやさいい語り口と、時には情熱がこもった話しぶり、そして自然の美しいスライドに、フレンズのメンバーは引き込まれていきました。
最後は楽しい交流会。お昼に作ったおとうふなど、素晴らしい食事と、楽しい会話。この日初めて合うメンバーもいたのですが、いつものようにすぐ旧知の友のように語り合いました。
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