「こどもに伝える第3回 酪農体験とおいしい昼食 in さるふつ」
(猿払村・小泉牧場)2006/9/10


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報告(写真コメント):本間雅章
 
1.朝、今日お世話になる小泉さんの牧場に集まりました。
(実は私は遅刻。広〜い牧場地帯を探し回りました。)
2.牛舎で牛への餌(牧草)やり、糞の掃除をお手伝いしました。「ウンコかたづけ隊」の活躍の様子です。勇気ある子どもたちは、大人について、大きな牛の直ぐ側でお掃除。大きな牛たちに興味津々です。
3.こちらは「哺乳し隊」。生まれたばかりの仔牛にミルクを与えます。当たり前ですが、特に牛乳好きの牛という訳ではなく、牛の赤ちゃんが飲むものを人間が分けてもらっているんですね。飲みっぷりを見て実感しました。

4.手作業での乳搾りを体験。小泉さんがお手本を示します。さすがプロ!シャーとものすごい勢いで乳が出ます。見よう見まねの子どもたちも、なかなかの手つき。

5.牧草以外の餌も見せてもらいました。
どのようなものが餌に入っているのか熱心に聞く子がいました。
6.質疑(?)の時間は、子どもたちの質問攻めに合う小泉さん。
7.アイスクリームづくりの材料にするため、生み立ての鶏の卵を頂きました。
8.昼食後のデザートとなるアイスクリーム作りに、視線は釘付けです。

9.食後に今日を見たこと、聞いたこと、体験したことを振り返って、みんなですごろくをつくり、勉強しました。
子どもたちの作ったカードから、私たちが食べるためには、自然条件も含め、色々なものが必要で、どれかが欠けては上手くいかないという関係性を感じていたように思います。

10.小泉さんのうちのジャージ牛の乳で作ったバター。自分たちで作って、味わう。そして、大量生産されている市販のものと食べ比べてみました。風味など普段気の付かないことの違いが分かりました。何より、手間暇を惜しまなければ自分ででもできるし、美味しいことが分かりました。

【酪農体験とおいしい昼食 in さるふつ】

牛乳はどうやって搾られるの?
乳牛さんたちは何を食べているのかな?
宗谷郡猿払村で放牧酪農を営む小泉牧場を訪問し、搾乳見学や、エサやり、放牧作業のお手伝いなどを通して牛乳ができるまでの様子を感じてみます。
酪農作業体験後は、昼食で食べるパンやゆでじゃがいもに塗るためのバターづくりや、デザートのアイスクリームづくりにも挑戦します。
いつもより少し早起きをして、まきばに吹く秋の風を感じながら、楽しくておいしい一日を過ごしましょう。

この企画は「北海道子どもスローフード研究会」が主催し、「北海道スローフード・フレンズ帯広」の協力を得て実施します。ぜひお気軽にお申し込みください。

●日  時  9月10日(日)8:00〜13:00
●場  所  小泉牧場(猿払村芦野3274−10)
●集合場所  猿払村生活改善センター
  (猿払村鬼志別東町1 猿払消防署となり)
         集合後、会場の小泉牧場へ移動します。
●講  師  丸山博子さん(丸山環境教育事務所代表)
        小泉 浩さん(酪農家)
●参加費   大人1000円、子ども500円
●持ち物   軍手、長靴、エプロン、タオル、レジャーシート、ゴミ袋、食器(皿、お椀、箸、スプーンなど)、飲み物、       
※ 酪農作業のお手伝いをしますので、汚れてもよい服装で参加してください。お名前がわかるよう、お子様に名札をつけてください。

●主 催   北海道子どもスローフード研究会
●協 力   北海道スローフード・フレンズ帯広
●講師プロフィール
丸山博子(まるやま・ひろこ)  
1958年札幌生まれ。北海道教育大学卒業。1992年より丸山環境教育事務所代表。環境教育活動の企画運営、プログラムや教材開発、指導者の養成研修等を通じ、さまざまな分野で活動を行なっている。

※この活動は、子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて行っているものです。

ファーム・レラ 新田みゆき
メール rera@poplar.ocn.ne.jp
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/rera_wakkanai
●参加者の声●
撮影:新田みゆき&本間雅章 ※写真の無断使用は固く禁じます。
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