「テッラマードレ(世界食のコミニティ会議)」
10月26〜30日(イタリア・トリノ)
その3 フレンズ3人組 イタリア珍道中編

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1.こちらはイタリアで行動をともにしたスローフード岩手の面々と食事後の記念撮影。お互いに短角牛を味の箱舟にもつコンヴィヴィウムです。飛び込みで入ったこのレストランでは、「キャンニュースピークイングリッシュ?」に冷たく「ノ!」と言われ、注文するのに苦労しましたが、たのしいひとときをすごす事ができました。実はこの前にオステリアガイドに載っているレストランへ予約もせずに行ってみたのですが、満席で全く相手にされませんでした。
2.こちらトリノで最も歴史のあるカフェ「アル・ビチェリン」でその名もビチェリンというコーヒー+チョコレート+牛乳+ホイップを飲んでいるミーハーな2人。このお店の前の教会に入ったところ、偶然に通常の礼拝に立ち会うことができました。荘厳な雰囲気にとても感激し、おもわず手を合わせてしまいました。by-仏教徒
3.こちらはトリノで最大の市場です。食材は豊富でなんでもあるという感じでしたが、それまでの高級感あふれるトリノの印象とは違い、雑然とした危険な雰囲気です。スリなどに気をつけながら、豊富な食材や金物市などを見て回りました。途中ケンカなんかもありましたが、移民の多いイタリアの現実の顔も見ることができました。

4.トリノの中心街カステッロ広場近く。よーくみるとわかりますか??マクドナルドがありました。イタリアの街並みに配慮してか、とてもシックですね。結構入っていましたよ。この夏にイタリアでチーズ修業をしていた太田さんはためしに食べてみたそうです。

5.こちらはテッラマードレナイトという音楽イベントの様子。美しいイルミネーションをあしらったステージで大いに盛り上がっていました。食の祭典はトリノにとって町をあげてのお祭りなのですね。それにしてもイルミネーション(ネオンサイン)と古い石造りの街並みは本当に相性が良くて、お洒落です。
6.宿泊していたオリンピック村ちかくのピッツェリア。とにかく生野菜が大好きで、野菜らしきメニューをたのむのですがことごとく裏切られてきた三部さん。英語でVesitableと併記されていたので喜んでたのんだら、なんと焼き野菜がでてきました。これじゃ焼肉の焼き野菜だべー。ベルのたれをもってこなきゃー。と半ばやけくそ気味でした。そういえばこの日、日ハムが日本一になったというので、3人でハムのピザを食べながら乾杯しました。
7.最終日は時刻表を買って、閉会式をすっぽかして、小さな列車の旅に出ました。なんとかなるだろーという山本を、きっちりとした調査を元に行動する川合くんがサポートしてくれました。列車の窓からの景色はまさに「世界の車窓から」。一面のブドウ畑の中を列車はジェノバへ向けて進みます。これはとても贅沢な時間です。
8.途中、スローフード発祥の地「ブラ」に立ち寄りました。島村菜津さんの本に出てくるレストランへいってみたのですが休業中。おめあての生ソーセージ「サルチッチャ・ディ・ブラ」をあきらめかけたその時、お隣が肉屋さんであることに気付きました。入ってみるとありました。本当に生で食べられるのか半信半疑ながら、店員さんに確認して、そんなに長いものはいらないと短くしてもらって購入。

9.駅のバールでビラ(ビール)を買って、中学生がたくさん乗っている列車でサルチッチャを食べました!おお〜これはスパイシーな刺身ですね!うまい!このあたりはアルバという町。アルバの中学だからアル中だね、などと自分たちがアル中なのを棚に上げてはしゃぐ3人を乗せて、列車は進んでいくのでした。

10.目的地がどうしてジェノバなのかというと、それは今度「スローフィッシュ」が開催されるから、とかでは全然なく、イタリアといえば「母を訪ねて三千里」だから、ジェノバ!というバカな思いつきでジェノバまで来ました。トリノとは随分と違い、アメリカナイズされている所が多く、裏路地は危険な香り満開でした。しかしながら、窓から干されている洗濯物を見て「アニメとおんなじだ〜」と感動して、3人は帰路につきましたとさ。(-_-;)


スローフード岩手の玉澤さんからいただいたお葉書。
岩手の皆さん、ありがとうございました〜。
撮影:山本敬介・三部英二 ※写真の無断使用は固く禁じます。
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