トーク&上映会 in 札幌~「セヴァンの地球のなおし方」&若者たちと語る~2月5日(日)トークセッション『わたしの、北海道や日本のなおし方』

最後の質問。あなたの地球のなおし方は?

会場1
食糧を奪い合うのではなく、ともに支え合っていけるように、共存社会を作ることが大事。
会場2
原発を停めたい。
会場3
故郷が四国の限界集落(香川県三豊市山本町)だが、将来はそこを拠点にして、経済・自然環境・人々の暮らし、その3つの歯車がかみ合うような地域作りをしていきたい。
会場4
今日感じたことはふたつ。まずは行動を起こすこと。それから責任がとれないことはするべきではないということ。北海道が強い経済を築くためにはもともとの地力を高めないとダメだと思う。そういう思いもあり、去年から無農薬での野菜を作るという活動をスタートした。
会場5
映画の中で「20年間同じことを言っている」というセリフがあるがその通りだと思う。これからも言い続けることが大事だと感じた。
徳冨
「関心」自分たちにできることをする。僕がいまできるのは被災地支援。これからはファンドレイジングして、高校生を被災地に送るとか、いまはいろいろ考えている。常に関心を持って臨むことが大事。関心のある僕が感心のない友達を巻き込んでつなげていくことが大切だと思う。
金川
「愛をつないでいく」身近な人を思う気持ちが地球を変える唯一の方法。地球の異常が人間の異常を生んだのではなく、人間の異常が地球の異常につながっている。まずは人の心を、人にやさしく生きていきたいと思う。
福澤
「本当に地域内循環は可能なのか」大学の4年間はライジングサンロックフェスティバルの「見えるリサイクル」の活動に参加してきた。学部4年間は行動することを念頭に置いてきたけど、大学院生となったいまはテーマである地域内循環について調査で明らかにし、それが明らかになってから、現場に戻りたいと考えている。だからいまは研究に没頭したい。
菅野
「農的に生きる」僕が置かれている状況は僕だけの問題ではない。避難している人たち一人ひとりが同じ状況下に置かれている。たとえば農家の人たちは、今後どうやって農業を続けていったらいいのか苦労している。福島県では多くのお母さんが「避難をするべきか」「避難するべきではないのか」ということで悩んでいる。福島は、復興というにはまだまだ遠い。被災は現在進行形というのが現実だと思う。その中で僕は、やはり農業で自己表現していきたい。そしてそれを子どもたちにつなげていきたいと思う。宮本 僕自身は何ができるのかと考えたときに、答えのひとつが「ふくしまキッズ」だった。福島の子どもたちに限らず、日本の子どもたちは都市化という波の中でかなりつらい状況に置かれている。現代の子どもたちには、もともとある「自然のリズム」を感じて、食べて、子どもらしく生きるという空間が必要であると感じてきた。そうした子どもたちを受け入れられる場所こそ、北海道だと思っている。そう考えて、ずっとサマースクールのような形で子どもたちを受け入れる活動をしてきた。3.11以降、僕たちとしてできることは、こうしたスキームの中で福島の子どもたちを受け入れることではないか。そして夏に「ふくしまキッズ」を実施した。以後、季節ごとに実施している。

※トークセッションのあと、「ふくしまキッズ」DVD上映


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