すでに、各所でお知らせしている通りですが、1月15日に予定しているTPPについて考えるフォーラムですが、開催は致しますが内容が変更となります。
※掲載しているチラシは内容変更前のもの
TPPをはじめ、ものごとの本質がわからないまま、私たちは暮らしてきました。
メリットばかりが強調され、ジワジワと押し寄せてくるリスクは見ないふりでもしているようです。
次世代のいのちと暮らしに直結していることへの関心を持ち、判断できる感性や感覚を養うためにも、学んでおきたいことです。
下記のお詫びとお知らせをご覧になったうえ、参加する方が増えてくれることを祈っています。
2012年1月10日
関係各位のみなさま
【緊急】 ブルースター・ニーン夫妻講演会についてのお詫びとお知らせ
来る1月15日(日)に道新ホールにて開催を予定しておりましたブルースター・ニーン夫妻講演会「TPP 私たちは知る権利がある。政府が語れないその本質に迫る」について、緊急のお詫びとお知らせを申し上げます。
ブルースター・ニーンさん夫妻は、夫のブルースターさんの急病(心臓病)により来日が不可能になりました。長時間の飛行機による移動を医師から禁じられました。私どもは年明け早々にその緊急の連絡をカナダから受け取りました。
この事態を受けて、「TPPを考える市民の会」実行委員会は緊急の会議を1月9日(月)に開き、中止や延期を含めた種々の可能性を検討した結果、下記のように講演内容を変更した上で、当日道新ホールにて予定通り講演会を実施することにいたしました。
それはすでに多くの市民のかたがこの問題に関心を寄せてくださっていること、何よりもTPP問題は私たち自身の問題としてこの時期にみなさんと共に考えを深めておかなければならないことを考慮したゆえです。
当日はまずニーンさんが、ご自身の肉声によるメッセージ(映像)を録画(インターネットによる動画)でお送りくださいます。それを15 分ほど会場の大型スクリーンで流します(通訳付)。その後、ニーンさんがすでに準備してくださっていた講演用の完全原稿を編集し、当日会場でニーンさんの直弟子にあたるレイモンド・エップ(メノビレッジ長沼、今回の実行委員長)がわかりやすい英語で代読し、同時に通訳も入れます。また、当初予定しておりました入場料(500円)は無料とします。
以上のような内容で、講演会自体は予定通り実施することに決定いたしました。
ご関係のみなさまには、協賛あるいは後援という形で多大なご支援をいただいていたことを思いますと、実際にニーンさんご夫妻が来日できなくなったことはほんとうに残念で、実行委員会としてもたいへん申し訳なく思っています。が、ニーンさんご夫妻は今回の私どものプロジェクトに今も全面的な協力を申し出てくださっており、もし可能ならば体調のご回復を待って来日を再検討したいとも私どもは考えています。
以上の事情をご理解、ご賢察くださり、1月15日の講演会には引き続きご支援とご協力をいただきたく心からお願い申し上げる次第です。また実際に会場にお運びくださり、多くの参加者とともにTPP問題をめぐる「食と農を取り巻く政治・社会構造」の見えざる側面について意見を交わし合う機会を実現できればまことに幸いに存じます。会場でニーンさんへの質問や意見も受け付けてカナダにお送りし、その回答をインターネットにて公開する準備も進めています。「TPPを考える市民の会」実行委員長 レイモンド・エップ(メノビレッジ長沼)
高橋 一(酪農学園大学)