2012年の田植えのリポート

2012年6月3日(日)田んぼプロジェクトの田植えを実施しました。

フレンズメンバー:吉田さんからのご報告

 2007年から始まった「田んぼプロジェクト」。わたしは昨年から参加の新米です。
アンの店の鈴木さんの田んぼで、田植えから草取り、稲刈りというお米作りの体験と、関わってきた思い入れのあるお米を食べることもできるプロジェクトの、今日は始まり 「田植え」の日です。昨冬は三笠市や岩見沢市では記録的な大雪で、ハウスや田畑への影響が大きく、田植えも例年より一週間遅れということです。ちょうど占冠の山菜市と同日となり、どちらも行きたいなぁと悩まれた方も多かったかもしれません。お天気も良く、朝から三笠市萱野にある鈴木さんの田んぼへ出発です。
 10時に集合し(すみません遅れました)、20名ほどの皆さんが準備を済ませ、田んぼへ移動するところ。家族や親子での参加も見られます。玉ねぎ畑の横を歩いていくと前方に、機械での田植えが終わり水をたたえた田んぼが見えてきます。青空がうつった水面に風が吹きわたり、短い苗も気持ちよさげ…日差しは暖かですが、6月に入ったばかりの風は、とてもさわやかです。そこから右に歩いていくと、田植えを行う田んぼに到着です。
 わたし達の仕事量を見越してなのか、すでに機械で植えられた苗が整列をして、かなりの面積を占めているではありませんか!
 皆さんが田んぼに入って、和気あいあいと作業が進んでいました。わたしも裸足で入り、転ばないように苗を植えていきました。昨年鈴木さんから聞いた、ちゃんと植えないと後で水を張った時に田んぼの隅に苗が浮いてかたまってるんだよ、という言葉がよみがえり、さっき植えたところも気になります。それでも直線のような曲線のような線が、田んぼに描かれていきました。
 お米作りが遠い昔から続いていて、今もお米を主食とし、これからも変わらないものがあると思います。お米から発芽して青い苗になっているのを手の上で見ると、か弱いのに大きな力が秘められていて、繰り返しつながっていくのを感じます。

 もう少し植えたかったのですが、あっという間に作業は終了となり、おいしいカレーライスやポテトサラダなど手作りの昼食をいただきました。わたしは帰らなければなりませんでしたが、この後「田んぼプロジェクト米」のパッケージとなる写真が撮影されたことと思います。

 田んぼはその後も鈴木さんが管理をしてくれて、お世話になっています。お米作りの大変さも楽しさも、体験できるのは一部かもしれませんが、繰り返すことに意味があるように感じます。これまで関わってこられた皆さんにも感謝して、今後の草取りや収穫も参加したいと思います。ありがとうございました。


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