【日 時】 H24.7.1 10:00~14:00
【場 所】 札幌市北区北8条西3丁目 エルプラザ2階 食材研究室
【参加者】 青木誠雄、嶋田直美、すずきもも、並川敏万、松田真枝、宮脇かおり、吉田訓子(以上7名)
1. すずきももさんから、プロジェクトに至った背景を説明
→足もとを見つめる取組をしたいと数年前から考えていた。専門家を呼ぶのもいいが、自分たちで学ぶ場にしたい。
形があるようでないフレンズの活動、そんな中で、ぶれない軸を作りたいと
思った。”食育”という言葉では違うと感じているので、プロジェクトの名称も考えたい。先行して行っているスローフード播磨は、「うま味会」という名称で勉強会をしている。他の団体とも交流し情報交換していきたい。
2. なぜ、プロジェクトを立ち上げるのか。メンバーには既にこの分野で活躍する人がたくさんいるのに、あえてプロジェクトを立ち上げるのはなぜか。
→落ち着いて話を聞く機会もなかったことが、去年の環境プラザを運営して気付いた。 外に向けてだけでなくメンバー自身も継続して学びたい→生活の中でどう考え実行していくのか。
3. 高知の全国総会で体験した食育プログラムの再現
→「イン・ケ・センソ?」 より。DVDは会場のデッキの都合で見られなかったが、五感を使って食材を味わうことを体験。 日本人や北海道向けにアレンジしたものを、今後試す予定。
4. 実習
→身近な食材を用いて、ごはんとお味噌汁と中心にいろいろなおかずを皆で作成し、試食。すずきももさんのお手製の味噌をいただくことができた。また、皆で作り食卓を囲むことの「たのしさ」を実感する時間となった。
<話し合ったこと>
1. 外に向けて発信する場合の対象者
→食に対して2極化している中間層?
2. テーマ、内容
① 「興味はあるけど、そこまでできないと思っている」人が入りやすいような内容。
・スローを標榜すると、難しそうで入りにくい可能性がある。
・実験、体験的なもの(失敗があっていい)
・時間の軸を取込む(経過をたのしむ)
・食文化の掘り下げ
・歴史(様々な地域からもたらされた食文化)
②食材として例えば、味噌、豆腐、チーズ 等々
例えば味噌なら、
・発酵について
・文化
・市販品と手前味噌の食べ比べ
・買うならどんな味噌がいい?
・味噌作りと完成品の持ち寄り食べ比べ
・市販の「出汁入りみそ」でなくても簡単に美味しく食べる方法?
3. 方法
→対象者によってやり方も変えた方がいいかも
大人 →デモンストレーション&試食(環境プラザのようなやり方の方が、大人は参加しやすい。普段作って片付けしている主婦層は特に。)
子ども→片付けまですべて行う
4. 最終目標・・・ぶれない軸(何を伝えたい?)
→“楽しく食卓を囲む”
心を込めて作ったご飯を家族・仲間と食べる大切さ
その結果、「環境、文化、生産者、自分の体など」を守ることにつながる
5. 名称・・・「食卓を囲むプロジェクト」
理由は上記4番
6. 今後
→9月に2回目の打ち合わせ(意見交換会)を予定。 まだ、何かを実施するには話したりない。プロジェクト参加者のみのMLで意見を出しあい同時に、広く皆さんの意見を伺っていきたいので、よろしくお願いします。
ご意見はこちらまで→メールinfo(@)slowfood-friends.org
FAX 011-614-7105