第2回 食卓を囲むプロジェクト意見交換会

食卓を囲むプロジェクトは一見固そうな感じですが、一緒にご飯を作って食べるというスローフードの原点をまだ2回の開催ですが、感じることが出来ます。お家では台所に立つ時間のない男性陣も奮闘してくれています。単なるイベント開催ではなく、自分たちも楽しんで学ぼうということが、一番面白いと感じています。
一般向けで考えて行くことはこれからですが、まずは自分たちのスタンスを作りたいと考えています。
11月は豆腐作りをたのしみましょう~
お昼にはご汁や大豆のお料理も作って食卓を囲みたいと思います。
宜しくお願いいたします。(もも)

<報告> 第2回 食卓を囲むプロジェクト意見交換会

【日 時】 平成24年9月16日  10:00~15:00
【場 所】 札幌市北区北8条西3丁目 エルプラザ2階 食材研究室
【参加者】 青木誠雄、嶋田直美、すずきもも、並川敏万、宮脇かおり、吉田訓子

<はじめに>
1. ももさんからのお話  ―湯浅信博さんを悼んで ―
2. 前回のふり返り
“楽しく食卓を囲む”~心を込めて作ったごはんを家族・仲間と食べることを大事にしたい
→ その結果、「環境、文化、生産者、自分の体など」を守ることにつながる

3. 皆さんから近況報告  今回は青木さんの一言より
→ 読まれていた本の中に出てきたという「commensal」という言葉、本の中での意味は「(片利/偏利)共生」だったそうですが、その語源は「食卓を囲む」!なのだそうです。
共生する=食卓を囲む、なのだと皆で感心してひそかに「コメンサル」ブームです。                                                                       
<話し合ったこと>
4. これまで寄せられたご意見から-2名からいただいた合わせて4件のご意見を中心に話し合った。


1、今後、実験や実習を行ったことを紙などに残して、資料として積み重ねていけたらよい
2、キッズレストランへの意見は来年度、一般向けに考えて行く  
3、話し合いの中で「大豆」について勉強したいという参加者の希望が一致した。
調味料や加工品の原料として、また昔は貴重なタンパク源であったはずの「大豆」について学び、 3回目と4回目は大豆をテーマに進めて行く方向となった。
4、次回(11月)は、山川さんに豆腐作りを教えていただけないだろうかという意見が出て、青木さんが連絡を取ってくださることになった。
5.  播磨スローフード協会の活動については、時間がなくなったので、ごはんができてからの時間に。
6. DVDを見る予定であったが時間がなくなり、見られなかった。
7. 実習:12時過ぎからごはん作り。石狩市の夏~秋野菜を中心に、ごはん代400円。
8. 実験:ごはんの前に、「イン・ケ・センソ?」p.13の「スナック菓子の分析」を実施。茹でたとうきびを題材に、見て、触って、聞いて、匂いをかいで、味わってみる。今回はプラスしてその感覚と共に思い出される記憶を記入、発表。言葉にすることで、お互いを理解したり、思い入れとおいしさのつながりや背景を感じることができた。

9. 試食とまとめ
皆で調理を分担したたくさんの料理が並び、皆で食事をした。(…今回も食べ始めるのが1時間遅れてしまって、すみません)
途中で、播磨スローフード協会の活動の様子も紹介した。播磨では岩田愛子さんたちが毎月、食の勉強会を行っていて(この1年のテーマは調味料)、表現豊かに報告されている。

こちらの様子も伝えたり、情報交換を行っていく予定。

10. 今後
勉強会開催に向けて準備中。年明けには大豆第2弾で味噌つくりを検討中。大豆の勉強を復習する回も設けていく予定。


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