これからも友人たちの便り(ブログ)を紹介していきたいと思います。
まずは、北海道在住の時からの友人で、5年前に故郷の祝島に
戻っている氏本長一さんのブログから。
『ローカリストかグローバリストか』
http://blogs.yahoo.co.jp/farm_ujimoto/64536700.html
いつも丁寧に書かれる彼のメッセージです。
全文も読んでいただきたいのですが、そのなかから印象に
残った言葉を紹介したいと思います。
言葉の力と伝える心に共感しながら、触発されています。
「私たちがパラダイム・シフトすべきは
まずその論議の立ち位置ではないかと思うのだ。これからは
『「ローカリスト(地域主義者)』か『グローバリスト(地球主義者)』
かという視点で論議したほうがより深堀できて納得がいくのでは
ないだろうか。
大都市と地方農山漁村、ファストフードとスローフード、
大規模集中型発電(原発)と小規模分散型発電(自然エネルギー)、
TPP(環太平洋経済連携協定)参加の是と非にしてもしかりだ。」
そして、
「その雑誌のひとつに東日本大震災・原発事故の復興に関する
実践的研究者4氏の対談記事があって、その中に印象的なフレイズが
いくつかあった。曰く
『この震災は日本社会が抱えていた構造的な問題を先鋭化させた』
『自分たちが築いてきた文明が自分たちの社会を破壊した』
『効率性、合理性を求めて中央集権化した東京中心のシステムが崩れて
都市型社会はマヒしたが、孤立した小さな寒村では備蓄の食糧を持ち
寄り薪を燃料にして当たり前のように生きていた』
『「拡大成長路線のグローバル化の先にローカル化があって、地域の
多様性が前面に出る方向に向うだろう』」