2ヶ所で開催したトーク&上映会を終えました。
その余韻に浸っていたい所でもありますが、咀嚼しながら少しづつ報告していきたいと思います。
札幌では、当日参加70名、スタッフ関係者、学生も含め
220名の参加となりました。ありがとうございました。
そして15日の十勝帯広の上映会は、スタッフ関係者を含め、160名が参加。
事前申込から感じたその反響は、それだけ、
この状況の厳しさ、不安の大きさからくるものだということです。
セヴァン・スズキのメッセージは、20年経ったこの時代でも
しっかり生きています。この1年の日本の状況を見ても、
ますます真実を知ることの重要性を感じます。
関心を持つこと、考えること、語ること・・・から目をそらすことは
今を生きることを放棄するようなものだと思いました。
それなりの覚悟も、責任もでてきますが、知ってしまった以上
『知らないフリはできない』のだということでしょうか。
今回のゲストの「辻信一さん」のトークは、やわらかく、平たい言葉で、かつストレートでした。
「今、私にできることは?」そんな質問に
「電気ポットのコンセントを抜く、そんな小さなことから始める事でも、
原発数基分になる」ことを教えられました。
それぞれの小さな取り組みの大切さと、『ボトムライン』を意識することを。
何より大切だった『ボトムライン』が、いつのまにか「いのち」から「お金」に
摩り替わっていったこと・・・。
大きな支配の中で、そんな情報しか流れないけど、実は希望の光は、
世界でも日本でも、各地で始まっていること。
若者たち、ローカルな地域に隠れた人材や取り組みが広がっています。
ネットワークやコミュニティは、小さくてもつながることで、大きなうねりになりうることを確信した時間でした。